2023年3月8日

テーマ：

植物・生物／人・地域／つくる

年　齢：

5歳児

ねらい：

稲の生長に関心を持ち、わらを使って制作を楽しむ。

たらい田んぼも役目を終え、今は寒い冬の中、倉庫で土を休ませています。

子どもたちは先生と一緒に考え、わらを使って様々な制作活動を楽しみました。

5本ずつの束をたくさん作ります。

「１，２，３，４，５・・・。」

あちこちから数を数える声が聞こえてきます。

できたら三つ編みにします。

「ゴワゴワして、難しいなぁ。」

保「少し湿らすとやりやすいんだよ。」

年末には畑で育てたポップコーンや落花生をくっつけて、しめ縄飾りを作りました。

3月

ひな祭りの飾りにもわらのリースを使いました。

細かい飾りも丁寧に切って飾りました。

とってもかわいいお雛様ができました。

「私のこれだよ！みてみて！」

お楽しみに異年齢のお友達と、おひなさま探しのゲームを楽しみました。

わらを束ねる時には数を数えます。

間違えないように丁寧に、数えられる年長さん。

こうやって遊びや活動の中で数を数えることで、小学校に行っても必要な力を身に着けています。

『湿らすと束ねやすい』というのは、しめ縄飾りを作るときのコツです。知っていた保育士に教えてもらい、「本当だ！」と言いながら三つ編みに取り組んだ子どもたちでした。

おひなさまの異年齢で行ったゲームは、お誕生会のお楽しみでした。

異年齢のお友達と関わることで、お兄さんお姉さんを身近に感じた小さいクラスのお友達。

小さいクラスのお友達もきっと、年長さんの頼もしさを感じ、憧れの気持ちを持ったことでしょう。

今回はお米を実らせてくれた、わらを使っての制作。

わらは、園ではもちつきの臼の下に敷いたり、さつまいものおふとんに敷いたり、畑の肥料になったりと様々な場面で活躍しています。そのわらを使っての制作は子どもたちにとって身近なものを使っての楽しみになりました。

ものづくりの楽しさや素材の感触などを味わえたかと思います。

もうすぐ1年生になる年長さん。1年を通して貴重な経験ができました。

協力してくださった方々に感謝です。