2022年2月15日

テーマ：

空・天気／人・地域

年　齢：

全園児

ねらい：

・霜柱や氷、雪などに触れ、試したり遊びに取り入れたりして冬の自然に親しむ。
・冬ならではの自然事象に親しみ、不思議さや疑問を感じ興味を持つ。
・伝承行事意味や由来を知り、関心を持って関わる。

1月下旬、今年度初めて積もった雪に大喜び子どもたち。キラキラの銀世界に朝から飛び出して行きました。

さらさらして固まらない雪を、なんとか雪だるまにしようと必死。

みんなで固めて、転がして。時間をかけてなんとか大きな雪玉になりました。

築山からのソリ遊びも楽しみ、小さい子と一緒に乗ってあげる5歳児。

友だちと二人乗りを楽しむ4歳児。

頑張って山を登ったのに、ソリから手を離してしまってソリだけ滑って行っちゃう3歳児・・・。

「せんせい！！ちょっときて！！はやく！！」

「へびのゆきなんだよ！！」

大慌てで呼びに来る5歳児。ジャングルジムまで行くと・・・

確かにヘビの形をした雪がジャングルジムを囲んでいます。

「すごいね。」「ふしぎだね。」と、友だちと気持ちを共有しながら、雪が落ちないようにそっと遊んでいました。時間が経って雪が溶けて消えてしまいましたが、素敵な瞬間に出会えたね。

2月3日は節分を行いました。密を避けながら子どもたちが楽しめるように内容を考えて、いざ豆まき。

心の中に住む悪い鬼たちを追い出します。

「おこりんぼ鬼！！」「なきむし鬼は外！！」「あきらめちゃう鬼は外！！」

みんなで豆を投げ合い心の中の鬼を退治することができました。

未満児クラスのテラスに、5歳児の鬼（と・・いうよりゾンビ状態・・・）が来ました。

「こわくないもん！」と、豆を投げる、投げる・・・

「おには〜ちょと（外）！」　「ふくは〜うち！」

と、次々に襲ってくる鬼に向かって豆を投げ続け、「まいりました・・・」と、鬼は逃げていきました。

「やったー！！」「もっとやりたい！！」と、鬼を倒して大満足の未満児クラスの子どもたちでした。

・朝外に出た時は何ともなかったのに、時間が経つとジャングルジムに積もった雪が変形していることに気が付きました。不思議さを感じ、「ヘビの形だ！！」と、驚く純粋な心がかわいいです。

・寒さに負けず、毎日たくさん戸外で遊んでいる子どもたちです。コロナ禍で異年齢交流が制限され、自由に思うように遊べないけれど、助け合い、優しく声を掛け合い過ごしてます。今年度も残り少なくなり、本当はもっとみんなで交流して楽しい思い出を作りたい！と、願っています。

どうか子どもたちを取り囲む悪い鬼が全ていなくなりますように。

「鬼は外。福は内。」楽しい毎日が訪れますように。