2021年12月15日

テーマ：

植物・生物／水／空・天気／人・地域

年　齢：

3～5歳児

ねらい：

・自分たちの住む地域の天竜川が、海につながっていることを知る
・海の生き物に触れ興味関心を広げる
・友達と一緒に「移動水族館」の見学を楽しむ
・川のごみが海までつながり、海の生き物に害があることを知る
（ＳＤＧｓの１７のゴールの「海の豊かさを守ろう」につながる学び）

保育園の近くの公園で「移動水族館」が来ていると聞いて

みんなで出かけました。

いいお天気の中元気に歩きます。

公園の駐車場のそばに大きなトラック

これが「移動水族館」なのだそうです。

「さかなくん」の絵がかいてある、カラフルな水族館

みんなで、写真を撮りました。

このさかなくんの絵は「駿河湾に住んでいる魚たち」で

この移動水族館の中の魚と同じなのだそうです。

地元の川「天竜川」が流れ込んでいる「駿河湾」に住んでいる

タカアシガニに触れることができました。

その後、移動水族館のお兄さんから、海のごみのお話をお聞きしました。

「駿河湾でいっぱいお魚を取った時に、いろいろなごみもたくさんとれたんだ。お魚さんがこんなびーにーる袋やフライパンを間違って食べてしまったらどうなると思う？」

子ども達から「死んじゃう」という声が聞かれました。

お兄さんから

「そうだよね。だから海につながっているみんなの住む飯田の天竜川も海につながっているから、ごみを捨てないでね」

その後、子ども達と話す中で、「天竜川ってどこ？」という声があり、年長さんは後日「飯田美術博物館」に出かけ

「飯田下伊那～愛知県までの立体模型」を見学し

天竜川を知り、天竜川が海につながっていることを学びました。

１２月には、天竜川を実際に見に行くことにしました。

楽しみです！

「１１月なのに桜が咲いてる！」

「四季桜っていうんだって」「きれいだね」

台に上ってのぞくんだ。

いろんな魚がいるよ。あ！サメもいる。

シマシマの模様の魚もいるねー。

カニは固いなー

足が長ーい。

あおいヒトデ、きれい！

固いよ。

早く、僕も触らして！！

「美術博物館にて」

ここが飯田？

天竜川、本当に海までつながっとるなー。

私たちがすんどるところはどこ？

近くに「移動水族館」が来ると聞いて、何気なく子どもたちを連れて出かけてみた。

移動水族館を運営する、一般財団法人「恩返しIILA」さんが

「海なし県で行う、海の生き物を守ろうプロジェクト」の一環で「SDGs（持続可能な開発計画）」について子どもと学ぶことを目的に行っているとお聞きし、偶然ではあったが、私たち保育士にとっても学びの機会となった。

川に捨てられているプラスチックごみは海にあるプラスチックごみの８割を占めているとのことをお聞きし、本当にびっくりした。

また、子ども達が自分たちが住む飯田の代表的な河である「天竜川」について、ほとんど知らなかったことに驚き、この学びをもとに、もう一歩子どもたちと学ぶため、「天竜川」付近へお出かけをすることにした。

報道等で取り上げられている、「SDGs（持続可能な開発計画）」について、子どもと共に学んでいきたい。