2021年12月13日

テーマ：

植物・生物

年　齢：

異年齢（3.4歳児）

ねらい：

自然物に触れたり周囲を観察しながら散歩を楽しむことを通して、季節の移り変わりを感じる。

今日は室山へのお散歩です。

「たくさん歩くよ。靴の右と左はあってるかな？」自分でよく見ます。

「えんちょうせんせい　いってきます！」

「今日は年長さんは行かないから僕たちが年少さんを守ってあげる」とがんばる年中さん。

山の上には雪が積もり始めています。

いつもは水が流れている側溝ですが

「今日は水がないね」「歩いてみよう」

「トンネル　くぐろう」

しばらく歩くと霜がおりていました。

霜のついた大きな葉っぱを見つけて嬉しそうです。

「ここから車があんまりこない道だから手を離して歩きまーす」

「イェーイ！」

「松のはっぱがおちてるね」「やきそばみたーい」

「こうやって歩いたらお山になるかな」

「あっ集まってきた！」「カシャ　カシャ　音がする！」

「つるがあるよ」「リースにつけられそう」

「ひっぱってみよう！」「とれるかな？」

「とれた！」

「こんどは長いね」「みんなでとろう！」

「うんとこしょ　どっこいしょ」

「まだ　とれない」

みんなが集まってきました。

「うんとこしょ　どっこいしょー」

「とれたー！」「袋にいれて持って帰ろう」

「あれ　何だろう？」「何の実かなぁ？」

「こっちにも、違うのがある！」「届くかなぁ」

「とれた！！」

「これ何の実？」「帰ったら図鑑で調べよう！」

のんびり道を歩いていきます。

もうすぐアグリパークだよー

山道を登っていきます

アグリパークに到着すると、すぐに遊び始めました。みんな元気一杯です。

帰り道ものんびり歩きました。

近隣の方に会いました。

「こんにちは」

「どこいってきただい」

「アグリパーク！！」

「夏に玉ねぎをもらった、おばちゃんだ」

「玉ねぎ　ありがとうございました」

「覚えててくれたんだね。ありがとう」

帰りもトンネルコース

こども園に到着しました。

「たのしかったー！」

「きりんさんとまた行きたい！」

きりんさんに報告します。

「色んなものひろったよ」「トンネルコースで行ったよ」

「こんどはいっしょににいこう」

「いきたい！」

翌日、採ってきた実を園庭で切ってみました。

「切れないね」

「わたしがやってみる」

交代で切るのですが、なかなか切れません。

「ちょっと切れてきた」

力をいれて　「がんばって！」

「切れた！」

中味は「なんか　ジャムみたい」

図鑑で調べたら、これは『カラスウリ』という実でした。

茶色のほうは割れて、中から種のようなものが出てきました。

「あれなあに？」

「きのこかな」

「この木の枝のプツプツしたのはなあに？」

「木の芽だよ」

「はっぱになるのかな？」

「ねこじゃらし見つけた！」

「ブルーベリーみたい」

「つららがある」

「はっぱ流れるかな」

「けむしみたい！」

「はさみだよ。　チョキチョキ」

「赤い実がある」「とれた！かたいね」

「みてー　できた！」

朝夕冷えるようになり、秋から冬へ季節の移り変わりを感じるようになりました。

子どもたちとの散歩での発見や、霜やつららなど冬を思わせるものが見られます。今回の散歩では普段車がほとんど通らない道では自由に歩いてみました。子どもたちはいつも以上にのびのびと目を輝かせて散歩を楽しみ、安全に十分配慮しながらも、保育士にとってもゆったりとした、楽しい散歩となりました。

下見などの安全管理を十分にして、子どもたちにとって楽しい経験が今後も積み重ねていけるようにしていきたいと思います。