2020年12月2日
- テーマ:
- 土/植物・生物/つくる
- 年 齢:
- 4歳児
- ねらい:
- ・秋を身体で感じながら、いろいろな発見をして遊ぼう。
・秋の自然物を使って、イメージをもって作ることを楽しむ。
秋の裏山は、子ども達にとって遊びの材料となる自然物の宝庫です。
自然物を拾いながら、いろいろな発見をし驚いたり、見立てたりして、想像力をもち楽しんでいます。
急な坂もへっちゃらでどんどん登ります。
帰りは、滑台ごっこ!!「きゃー!楽しい!!」
園に戻ってきてからは、拾ってきた木の葉や葉っぱでケーキ屋さんごっこが始まりました。
柏餅ケーキやクリームとお砂糖付きケーキができました。
おじいちゃん先生が、畑の片づけで食べられなくなった、きゅうりとミニトマトを持ってきてくれました。
きゅうりケーキの完成です。
未満児さんが、お客さんで来てくれました。「何がいいですか?」
「ぶどうジュースにコーヒー、ココアもありますよ。」
「こねこね」手つきも本物のパティシェです。
「わー!!すごいじゃん!!」年長さんも来てくれて、大喜びの4歳児です。
「あー、いい匂い!おいしいよ。」年長さんはお客さんになりきっています。
森の不思議なケーキ屋さんは大成功!!ちなみに・・・なぜ不思議かと言うと夜になるとケーキが光るんですって!(月の光に照らされて)
「あっ、どんぐりみーつけた!!」 みんな必死で拾います。
「見て、どんぐりの帽子を被ったよ。」
「これは、もじゃもじゃどんぐりだよ。」どんぐりにもいろいろな種類があることに気づきます。
「あっ、葉っぱの色が変わり始めている。」「いろいろな色の葉っぱがあってきれいだな。」
「これ、エビフライ松ぼっくり!!」
「これ、電車だよ!!シュッシュッポッポ―」
「こんな大きなきのこ見つけたよ!! なんか硬いよ。」
「わーすごい!!大きいクモ!! こんな大きなクモ初めて見たよ!!」
「赤い実、見ーつけた!」「かわいいね。」
「ここ、木のトンネルみたい!通れるかな?」
「いらっしゃい、何にしますか?」
「看板を作ろう!」
「いらっしゃいませ。」あさがおをラッパに見立てて吹いています。
「そうだ、お土産を作ろう!!トトロみたいなの。」
「私は、飲み物を作るんだ。」
「いらっしゃいませ。メニューもありますよ!」「ケーキとぶどうジュースください。」
主体的にじっくり遊びこめた時間は、子ども達の生きる力になります。子ども達は、常に自然の中で五感を使って、心揺さぶられる感動体験をしています。その発見の中には、自然を見立て遊ぶことで、想像力や探究心も培っています。
自然の中で拾い集めたものは、子ども達の宝物。「どんぐりのピタゴラスィツチ作りたい。」「葉っぱでお絵かきしたい。」「どんぐりのケーキ屋さんやろう。」と遊びがどんどん広がり、主体的、自主的、そしてその遊びを友だちと深めていく中で協同性やコミュニケーションが身についてきているのだと思います。今回は、異年齢の友だちも加わり、とても充実し達成感を感じられたケーキ屋さんごっこでした。