ポップコーン収穫

2020年9月4日

春に年長さんが種を植えたポップコーンが、こんなに大きくなりました。でもこの頃、

「なんだか、ポップコーン枯れてきたね」

「中の実は、大丈夫かな？」

と、心配そうにしている年長さん。

そんな声を聞いた担任は、みんなと相談して

「それじゃ、一本取ってみようか」

ということになりました。

一本皮をむいてみると、

「わー！ポップコーンになっている」

ということで、みんなでポップコーンを収穫することにしました。

結構、茎にしっかりと実がついていて、子ども達は力を入れて引っ張って収穫しました。

「皮をむいてみよう」

「あれ、何枚も重なっているね」

「トウモロコシと似ているけど、こっちの方が実が固いね」

「皮をむくと、毛も出てきた」

ポップコーンの毛も一本一本丁寧に取っていました。

皮をむいている時は、みんな真剣なまなざしで、自分たちで育てたので思い入れがあるのか、一つ一つ丁寧に向いている姿が、印象的でした。

「できた」

「重いね」

出来上がると嬉しそうに

「見て見て」

と、見せてくれました。

一人で難しかったら友達と協力してむいたり、一人で最後までやり遂げたい子は、じっくり時間をかけて集中して向いたりと、それぞれが自分で考えてどのようにむいたら良いかを考えて取り組んでいました。

春から大事に育てながら生長を観察してきたポップコーンが収穫できました。『自分達で育てた』という思い入れがあったからか、丁寧に一本一本皮をむいて大事に干しました。

この後は、どうしようかな？

子ども達と相談して、また楽しい活動になることが楽しみです。

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。

長野市綿内保育園