2020年7月21日

テーマ：

植物・生物／人・地域／つくる

年　齢：

5歳児

ねらい：

みんなでアイディアを出し合って作りあげた水族館。異年齢の友達にも来てもらい一緒に楽しんだりやり取りを楽しんだりする。

年中組のおみこしは只今製作中の木のお家をイメージした「お家みこし」

生き物が大好きな年長さんはクラスで飼っているカニをおみこしにした「カニみこし」

わっしょい！わっしょい！おまつりだ！！

今日は切原保育園の夏祭り。地元のお祭りが中止になり、せめて保育園のお祭りを

みんなで楽しもうと、今年度は園児のみと規模を縮小して開催しました。各クラス手作りのお店屋さんはどれも工夫されていて大繁盛！！

年長さんは保育室を水族館に見立ててたくさんの魚達（子どもたち作）が泳いでいます。

扇風機の首振りに合わせてゆっくり浮き沈みするクラゲやキラキラの魚が泳ぎ昆布もユラユラ揺れています。奥には海底トンネルもありトンネルの隙間には魚が寝ていたりして工夫がたくさんちりばめられています。

よく見ると部屋の中央には水槽がありカニとイモリ、タニシ、オタマジャクシとリアルな生き物と、生まれたばかりのカイコの幼虫がいて、受付から虫眼鏡をもらった子はじっくりと生き物の観察をしていました。

絵本や図鑑、実際に行ったことのある水族館をイメージしながら製作をしてきましたが、大好きな飼育物も一緒に展示した水族館は、生き物好きな年長さんらしいな、と思いました。

「ここよくみてごらん　小さいカイコガいるんだよ」説明してくれる年長さん

「ちんあなごがかわいい！」「チケットないけどまた来ていいですか？」と何度も来てくれるお友達。

おやつの時も楽しかったお祭りを振り返る言葉がたくさん聞かれました。「水族館すごかった！！」と年中さん。年長児への憧れも感じます。

夏祭りに向け、子ども達のアイディアを大事にした、子ども達が主体となる活動になるようにと、職員間でも話し合ってきました。子どもたちと準備を楽しみ迎えた夏祭りは、自分たちが作って準備してきたという自信が伺え、友達とのやり取りも盛り上がっていました。

毎年保護者の方も参加し盛り上げてくれ、にぎやかなお祭りでしたが、今年度はコロナウイルス感染症の影響で子ども達のみのお祭りとなりましたが、お家から甚平を着せてくれたり、送迎時「お祭り楽しんでおいで！！」と応援してくれたりする保護者の皆さん。子どもと一緒にお祭りを楽しみにしていてくれ、とても嬉しかったです。保護者のみなさんの後押しもあり、楽しいお祭りになったことを感謝します。