2020年6月23日

テーマ：

植物・生物／人・地域

年　齢：

４歳児

ねらい：

ニワトリやヤギとふれあい、動物に親しむ

保育園から歩いて30分程のところにある果樹園に年中児が遊びに行きました。

右側はりんご畑、左側はぶどう畑。広いくだもの畑です。

中に進んで行くと何か声が聞こえてきました。

にわとりが放し飼いにされていました。

子ども達は、びっくり！

動物とのふれあい方を先生と一緒にお約束します。

ニワトリ

・追いかけると逃げてしまうので、道路の方へは追いかけない

ヤギ

・赤ちゃんがおなかにいるので、あまり大きな声を出して驚かせない。

子ども達は、真剣に約束を聞いていました。

やはり、動物に慣れている子もいれば、おそるおそる遠くから見ている子と、反応は様々です。

やっぱりニワトリをさわりたい子ども達は、追いかけます。

追いかける子ども達も必死ですが、逃げるニワトリも必死です。

「どうしたら、ニワトリをさわれるかな？」

そうっと忍び足で寄ってみると、至近距離まで近づけました。でも、やっぱり触ろうとすると逃げてしまいます。

両方向から追い詰めて、狭いところに集まったニワトリ。

そのまま、やぎの折の中へ入って行ってしまいました。

ニワトリも子ども達からの追走に必死で逃げ場を探しています。

そんなやりとりが微笑ましいです。

結局最後は、ニワトリ小屋の中に入ったニワトリでした。

ニワトリ小屋の奥には、たまごを発見しました。

「どの、ニワトリが産んだのかな？」

子ども達の好奇心はとまりません。

ヤギに葉っぱをあげてみました。

何回かやるうちに、食べる葉っぱとあまり喜ばない葉っぱがあることに気づいた子ども達。

「この葉っぱは、あまり好きじゃないみたい」

「こっちは、おいいしいみたいだよ」

ヤギの好きな葉っぱを発見しました。

果樹園の方とお話をする子ども達もいます。

「その車、かっこいいね」

「乗りたいなー」

一人ずつのせていただきました。

「いつでも、遊びにおいで」

あたたかい言葉をいつも掛けていただき感謝の気持ちでいっぱいです。

保育園の近くで、こんなに自然に触れて遊べる安全な場所があることが、ありがたいです。

保育園の中では、経験できなことをたくさんさせていただき、子ども達が安全に遊べる果樹園。

また、遊びに行きたいです。

生き物が得意な子、あまり得意でない子、いろいろな子どもがいる中で、身近に触ったり観察したりと、子ども達一人一人の感じ方もちがいます。いろいろな体験が積み重なっていくことで、大事な経験に繋がり、自分で考える力になると確信しています。

これからも、自然に触れる体験活動を考え、実践していきたいです。