2020年6月8日

4月、満開に咲いた桜の花は、特別希望保育体制でみんなに見てもらうことができず、なんだか寂しそうでした。
それでも一生懸命咲いてくれ、来年はみんなでお花見がしたいな・・・と、思った職員です。
特別希望保育を経て、やっとみんな揃ってスタートができた5月の終わり。友だちに会えること、一緒に遊べること、笑い合えるいつもの生活が嬉しい在園児。4月、5月とお休みしていた新入園児は大号泣の大合唱。例年とは違うスタートになりましたが、みんなでスタートできたことが何よりも嬉しいです。
年長さんの保育室の裏は、大きな桜の木が木陰を作り、フェンスの向こうには田んぼが広がっています。
保育室の窓に滑り台やハシゴをかけ、年長さんだけの「秘密基地」ができました。
ハシゴに登って田んぼの中を観察したり、葉っぱの下から虫を探したりして、冒険しているような気持ちになれます。
毎日この秘密基地で遊ぶのが楽しみな年長さんです。
ある日、そんな年長さんの元に、園長先生がやってきました。
「春が終わりだから、パンジーが伸びてもう終わりなの。お花がない保育園はさみしいな・・・お花買ってきて、年長さん育てて欲しいな」
年長さんにおつかいのお願いでした。
「行く!行く!」
「お花ならハーブセンターに売ってるよ!」
「先生、早く行こうよ。」
と、元気いっぱい、いざハーブセンターへ。
林になっている神社を抜けて
田んぼのおたまじゃくしを探しながら見えてきたハーブセンターの緑の屋根。
お花を売っているハウスで、好きなお花を一人ひとつだけ選びます。
たくさんのお花を見ながら、どれにしようか真剣に悩む子どもたち。
決めたら、「これ、ください。」を言って、袋に入れてもらいました。
お花が折れないように、そっと大切に持ち帰ります。
自分の選んだ花の名前を忘れないように、花の名前をつぶやきながら歩く年長さん。
「マリーゴールド・・マリーゴールド・・メリーゴーランド・・あれ?」
「ネメシア、ネメシア、ネメシア・・・」
「バー・・・・・・・あれ?なんだっけ?」
を、繰り替えして保育園に到着。
園長先生におつかいの報告とお花の名前を教えていました。
翌日、昨日のお花をプランターに植えました。色とりどりのお花がとてもきれいに並んで、園庭を彩っています。
自分で選んだお花、大切に育てようね!!
お花も、会染保育園のみんなも元気に大きくなあれ!!

花には色々な種類があり、名前もそれぞれ違うことに気が付きました。
「色々な名前があるけど、全部聞いたことがないよー。」と、戸惑いながらも懸命に覚えようとした年長さんです。
やっと始まった通常保育。子どもたちが揃って活動できる毎日が嬉しくて幸せです。自分で選んだお花を大切にするように、お友だちとの毎日を大切に、一年過ごしてほしいと願っています。
| 園の形態 | |
|---|---|
| 代表者氏名 | |
| 運営法人 | |
| 運営法人代表者名 | |
| 園の設立日 | |
| 認定日 | |
| 区分 | |
| 住所 | 〒 |
| エリア | |
| お問い合わせ先 | |
| 定員数 | 未満児 : 人 3歳児 : 人 4歳児 : 人 5歳児 : 人 6歳(学童)以上 : 人 |
| 基本開所曜日 | |
| 基本開所時間 | |
| 延長保育の有無 | |
| 園児募集 | |
| 保育者募集 |