外って、気持ちいいね

2020年6月8日

保育園の隣にある小学校の校庭の原っぱに遊びに来ました。

お日様ピカピカの良い天気です。

広い原っぱを１歳の子ども達は嬉しそうに走り回ります。

たくさん走ると汗が出て、暑いことに気が付いた子どもは・・・

なんと、自ら日陰に入って涼んでいました。

保育士に言われた訳でもなく、日影が心地よいということを自らの力で感じたのでしょう。

少しすると、また日向の広い原っぱの方へ走り出しました。

小学校のタイヤが沢山あるところを、タッチして遊ぶことが好きな子ども達。

日向にあるタイヤを触ると

「あっちち」

タイヤがポカポカと温まっています。

日影にあるタイヤに抱き着いてみると、ひんやりと冷たいことに気が付きました。

汗をかいた後は、ひんやりのタイヤの方が気持ちいいね。

帰り道、農道を歩いていると『ゲロゲロ』と声が聞こえます。なんだろう？

聞こえるほうを指さして、保育士に知らせてくれます。

声の主は、カエルでした。

戸外に出ると、子ども達の五感は研ぎ澄まされ、いろいろな感覚が光ります。

『カッコウ　カッコウ』

『ピピピ　ピピピ』

「何の音だろう？」保育士が子どもに投げかけると・・・

「とりさん」

１歳の子どもが答えます。

戸外に出ると、自然の音が聞こえてきて、子ども達もその音に耳を傾け、「なんだろう？」と考えることができ、知的好奇心が育まれます。

戸外に出ると、いつもとは違う世界が広がっています。

心地よく吹く風

温かな太陽の光

自然が醸し出す音

何かを発見するまなざし

戸外には五感を刺激するものが沢山あります。

そんな経験を積み重ねて、いろいろなことを感じていって欲しいです。

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。

長野市綿内保育園