2019年12月22日

テーマ：

人・地域／食

年　齢：

３・４・５歳児

ねらい：

＊お田植からおいしいお米が収穫できるまでを体験する。
＊お世話になった地域の皆さんへ感謝の気持ちを持つ。
＊自分たちで育てたお米や野菜を味わってみる。

春にぞうぐみさんがお田植をした稲の苗が・・。

秋、見事に実りました。

さあ！稲刈りに行こう！！

稲刈り鎌を使って稲を刈ります。「すべっちゃって上手に刈れないよ・・」「大丈夫。ゆっくり自分のほうに引いてきてごらん」

「出来た！手を切らないように上手にできたよ。ちょっと力がいるよ」

「ぞうさんが刈ってくれた稲を私たちが運ぶよ」「わぁ～顔にあたるとチクチクする！」

収穫できた稲をしっかり乾かします。

さあ！今日は脱穀です。お隣の清水さんが脱穀の機械を貸してくれました。「すごい！すごい！機械がお米を食べていく～！」

「わぁ～。後ろから風が吹いてくるよ！」「藁のくずが飛んで来る～！」「おいしいごはんを早く食べたいな～」

＊今年もおかげさまでお米やさつま芋、野菜などをたくさん収穫することができました＊

「田んぼで遊ばせてくれた長谷川さんや、お世話になった清水さん、さつま芋を一緒に植えてくれた農協のおじさんたちを呼んで何かお礼がしたいな！」ぞう組さんがパーティを計画してくれました。

お米を使っておいしいごはんを炊こう。「お米をこぼさないように洗うんだよ」「あれ～？お水が白くなる」「何回か洗うとお水が透明になってくるね」

野菜をお料理しておいしい汁も作ろう。包丁を使ってお料理に挑戦！「猫の手、猫の手、指を切らないように気を付けて」「硬くて上手に切れないな・・」

「ぞう組さん　何しているんだろう・・」「包丁でお野菜を切ってる！すごいな」

「ぞうさんみたいに包丁は使えないけど、ぼくたちは型ぬきでお手伝いをするよ。野菜をお花やハートの形にするんだよ。かわいいでしょ」

給食先生が素敵な献立を考えてくれました。

パーティにご招待した地域の皆さんと一緒に「いただきま～す」「お米が甘くておいしい！」「さつま芋も甘くておいしい！」「お田植がんばって良かった」「このにんじんはぼくが切ったんだよ」「大根のハートは私が作ったんだよ」地域の皆さんにも喜んでいただけました。

ぞう組さんが考えてくれた収穫祭「ありがとうパーティ」は大成功でした。「また、来年もおいしい野菜やお米をたくさん作りたいな」

＊最近はお田植や稲刈りも自分の手で経験することも少なくなりました。実際に体験することで、お米つくりの大変さを知り、食べ物を大切にしようとする気持ちや感謝の気持ちも育つのではないでしょうか。

＊保護者会の皆様、地域の皆様に助けていただきながら、今年もおいしい野菜やお米を収穫することができました。子どもたちと一緒に食欲の秋！を十分味わう事ができました。