2018年6月26日

池田町では、大北森林組合の方の協力を得ながら、木育事業に取り組んでいます。
年長児が大峰高原の中を探索したり、製材所の見学をしたり、木に触れ合う機会を設けています。
昨年度は初めて、年中児が「シイタケの駒打ち」に挑戦しました。
2017年5月
年中組だったみんなが、大北森林組合の方に教わりながら、シイタケの駒打ちを行いました。
小さな駒に驚き、重い木槌をトントンしながら、シイタケの駒を打ち込みました。
「涼しくてジメジメした所に重ねてむしろをかけて置くよ。」
「木の上下が白くなってきたら、菌が全体に回った合図。そうなったら木の色々な所からシイタケが出てくるよ。」
「うんと成長して菌が回って、シイタケが出来て食べられるのは来年の秋。みんなが年長さんになった秋だよ。」
と、教えてもらってびっくり!!
「まだまだ食べられないの?・・・」
その日から週に2回「シイタケ当番」の子が、水くれを行いました。
見た目には何の変化もないまま数ヶ月・・・
少しずつ木の上下が白くなり始めました。
木の様子を見にきてくれた森林組合の方が「駒打ちした菌がこならの木全体に回ったね。」
「シイタケまだかな・・・」
「早く出ないかな。」
と。待ち遠しくてたまらない子どもたちでした。
2018年5月。
あれから一年・・・年長さんに進級した子どもたちは、未だに出てこないシイタケに半分諦め気味。
木が白くはなってきたけど、シイタケがなる気配は全くありません。そんな中でも週に2回の水くれ当番は続けていました。
そんなある日、いつものように水くれに行くと!!
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「シ、シイタケがなってるーーーーーーーーーー!!!!!!」
「大変だ!!みんな来てーーーーーー!!!!」
大興奮の子どもたち。むしろの隙間から大きなシイタケを発見しました。
「やったー」と、何とも嬉しい気持ちです。
「大きいね!!」
「シイタケが咲いた?!」
「シイタケパーティー出来る?」
と、子どもたちの喜ぶ声がたくさん聞こえてきました。
すぐに食べたいけど、今日は我慢。もう少し大きくなってから食べようね。
三日後爆発的に大きくなった三つのシイタケを収穫。
給食の先生にお願いし
茹でて給食のスープに入れて食べました。
ほんの少しずつでしたが、大喜びでした。
「おいしかったね。」
「もっとたくさんできたらみんなでシイタケパーティーしようね!!」
自分たちで時間をかけて育てたシイタケは、今まで食べたことのない美味しさだったようです。
現在は、立てて風通しを良くし、寒冷紗で日陰にしています。
全園児でシイタケパーティーをする日を夢みながら・・・。

・シイタケが成長し、食べられるようになるまで長い時間や、自然の力、自分たちの力が必要なことを知ることができました。
・採れたてのシイタケは肉厚で、コリコリしていてとっても美味しい!!シイタケが苦手な子も平気で食べることができました。
・毎日観察をしながら、成長を楽しみにする中で、色々な経験や発見、ワクワクドキドキを感じることができました。
・見た目での成長が分かりにくく、「本当にシイタケができるのかな・・・」と不安になりながらも、諦めずにシイタケ当番頑張ったね!!!
・普段の生活の中でも、出来ないことがあっても「いつかきっと出来る!!何でもチャレンジしてやってみよう!!」という気持ちを忘れず、色々なことを諦めずに挑戦してほしいと願っています。
| 園の形態 | |
|---|---|
| 代表者氏名 | |
| 運営法人 | |
| 運営法人代表者名 | |
| 園の設立日 | |
| 認定日 | |
| 区分 | |
| 住所 | 〒 |
| エリア | |
| お問い合わせ先 | |
| 定員数 | 未満児 : 人 3歳児 : 人 4歳児 : 人 5歳児 : 人 6歳(学童)以上 : 人 |
| 基本開所曜日 | |
| 基本開所時間 | |
| 延長保育の有無 | |
| 園児募集 | |
| 保育者募集 |