中信エリア
TEL: 0263-62-3954 FAX: 0263-62-6205
2026年3月31日

毎年、くじら雲の「巣立ちの日(卒園式)」では、在園児親子から卒園児へのプレゼントとして染物のハンカチと巾着袋を贈っています。
2月下旬。今年もその時期がやってきました。
子どもたちは園から少し離れた山へ染料の“そよご”を採りに行くことになりました。そよごは漢字で「青冬」と書き、冬の間も青々とした葉っぱを茂らせます。草木染め全般において、朝露に濡れた新鮮な植物を使うことで色がきれいに染まるとされているのです。
子どもたちも登園後、準備を整えてすぐに出発をしました。
山(押野山)に到着すると、子どもたちは異年齢の3つのグループに分かれて保育者と一緒にそよご採りを開始しました。保育者が選定したそよごを子どもたちがバケツリレー形式で回収袋まで運びます。最初は、山の斜面に立ちながらお友達に手渡すことが難しい様子でしたが、次第に友達の名前を呼んだり、自分から友達の所まで歩いて届けたりして、順調に運ぶことができました。最終的に袋に集まった大量のそよごを見て、子どもたちも大喜び。達成感を味わっている様でした。
園に帰り、今度はそよごの枝から葉だけをはずして、たらいに集めます。この葉っぱを煮出して染料とするのです。
翌日、一晩おいたそよごの染料を再び過熱し、染色の準備を整えます。
「真っ赤だ!」「ブドウジュースのにおいがする!」
子どもたちは、そよごの緑の葉っぱから赤い色が出てくることに興味津々の様子。
事前に親子でハンカチや巾着袋に絞り作業をしておいた物を、粗熱の取れたそよごの染料の中へ入れていきます。「あったか~い!」と言いながら心地よさそうに布を揉み込む子どもたち。生成りがオレンジ色に染まっていく様子をいつまでも眺めていました。
乾かした後、降園の時間に親子でしぼりを外しました。
「花火みたい!」「かっこいい!」
出来上がった絞りの模様を嬉しそうに親子で見つめていました。
この後、ハンカチと巾着袋にはくじら雲のオリジナルスタンプが押され、巣立ちの日に卒園児の手元へと渡る準備を整えました。

恒例の活動ですが、葉っぱを煮出すことで色が出て、布が染められることを知りました。
今までも色水あそびの経験から、花や葉から色が出ることは知っていましたが、煮出すことでより鮮やかな朱色が出ることは子どもたちにとって驚きでした。
また、そよごの染液や下処理をした際の呉汁(大豆粉)の匂いを嗅いでみたり、布に染液を揉み込みながら生地の心地よさを感じたり、と五感を使って楽しむことができました。
染物づくりを通して、物づくりの楽しさを知り、自分たちの身の回りので使う物は自分たちでもつくることができる、ということを知るきっかけにしてもらえると嬉しいです。
また、「どうして緑の葉っぱから赤く染まるの?」や「他の植物で染めたらどうなるだろう?」という疑問や好奇心を抱き、子どもたちの興味が広がっていくと楽しいと思います。
物づくりの過程でお家の人や友達と会話のやりとりをしたり、助け合ったりした関わりがあったことや、ありがとうの気持ちを込めて出来上がった物を渡したい相手(卒園児)がいる喜びを感じてほしいです。
| 園の形態 | 普及型 |
|---|---|
| 代表者氏名 | 園長 : 塚原理恵 |
| 運営法人 | 安曇野市 NPO法人 響育の山里くじら雲 |
| 運営法人代表者名 | 安曇野市長 太田寛 依田敬子(響育の山里くじら雲 理事長) |
| 園の設立日 | 1974.4.1 |
| 認定日 | 令和6年3月15日 |
| 区分 | 認定こども園 |
| 住所 | 〒399-7101 安曇野市明科東川手872-1 |
| エリア | 中信 |
| お問い合わせ先 |
TEL : 0263-62-3954 FAX : 0263-62-6205 MAIL : hoiku@city.azumino.nagano.lg.jp |
| ホームページ | http://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/ https://kujiragumo.jp |
| 定員数 | 未満児 : 12人 3歳児 : 20人 4歳児 : 30人 5歳児 : 30人 6歳(学童)以上 : 0人 |
| 基本開所曜日 | 月,火,水,木,金, 土は他園で実施 |
| 基本開所時間 | 7時30分〜19時 |
| 延長保育の有無 | 有 |
| 園児募集 | 募集中 |
| 保育者募集 | 要問合せ |