土 植物・生物 人・地域 カブトムシの幼虫いた!

2025年5月8日

テーマ:
土/植物・生物/人・地域
年 齢:
4~5歳児
ねらい:
・地域の方と関わり、親しみをもつ。
・カブトムシの幼虫を捕まえ、生態に興味を持つ。

活動内容

田んぼ作りでお世話になっている地域の方が、今年も「カブトムシの幼虫がおるぞ~、捕りにおいなあ」とお声がけをしてくださったので、年中年長で出掛けました。

「カブトムシの幼虫は皆の手で直接触るとヤケドしちゃうので、土と一緒に持つかシャベルに乗せてあげてもってね」と捕り方を教えてもらい、早速幼虫探し開始!

掘り起こしてくれる先をジッと見つめます・・・コロコロと幼虫が顔を出すと「おった!」「捕りたいの!」と争うように捕りだしました。

一人二人と捕りだすと、待ってはいられない💦と、自分達で土を掘り探し出しました。

自分の握り拳くらいの幼虫を見つけて大喜びし、また探しに向かっていました。

「カブトムシのツノ発見!」のお友だちもいました。

 

シャベルでは我慢できず、自分の手で掘り始めたお友だちもいました。シャベルカーのように力強く掘っては見つけていました。

幼虫よりもテントウムシなど様々な虫たちとの出会いを楽しんでいたお友だちもいました。

皆で捕まえた幼虫を大きなタライに入れたので、最後は年長さん皆で運びました。

お礼を伝え帰ろうとしたら、「家の土手んところにワラビがたくさん生えとるで、採ってかん?」と、またまた嬉しいお声がけを頂いたので、早速寄らせて頂きました。

ワラビはどれか?を教えてもらい、野原を探索開始!!

いろいろな草花をジッと見て、ワラビを探したり自分のお気に入りのお花を摘んだりしました。

あっという間に帰る時間・・・。

「ありがとうございました」たくさん摘ませてもらったお礼を伝え、帰路につきました。

子ども達の手には、春のお土産がいっぱいでした。

 

 

 

子ども達のきづき

・虫が苦手なお友だちもいます。しかし、今年は「ちょっとなら・・・」と自らシャベルを持って幼虫を捕っていました。

・「これ、ヨモギの匂いだ!」葉っぱの形や色に気づき、最後は匂いを嗅いで確かめていました。

・「お母さんに、プレゼントするの!」と・・・喜んでくれることでしょう。

・テントウムシをたくさん見つけたお友だち。ケースの穴から出ていこうとするテントウムシに「出ちゃう、出ちゃう💦」と手でフタをしたり、指先をどんどん登っていくテントウムシに「行っちゃう、行っちゃう💦」と指をどんどん上に繋げていました。

 

事例に対する保育者の思い

・毎年、子ども達の事を気にかけて声をかけて下さる地域の方のお気持ちが嬉しいです。「子ども達が楽しんでくれそうだから、喜んでくれそうだから」といろいろ考えて下さる温かい思いが、関わってくさる姿から伝わってきます。

・「捕まえる」「採る」という活動は、子ども達にとって魅力的な活動である。自分の興味持った生き物や草花を自由に捕ったり採ったりでき、満足感が感じられたと思う。また、そこから「何で?」「これはこうだ!」と疑問などの様々な思いが広がっている。子ども達のそんな気づきや思いを大事にしたいと思います。

・帰り道に川路神社の石段を通った時があり、その時から子ども達は「ここを通ろうよ!」と提案します。初めての時は「疲れた」「足が壊れる」という声が多かったのですが、2回3回と子ども達のリクエストで登ると、登るペースが速くなり「神社で遊んでいこう」という余裕が出たり、最後尾を行く保育士を「頑張れー」と応援してくれるようになりました。子ども達の脚力がこの数回で変化している事を感じました。

 

にんていこどもえんいいだしかわじほいくえん 認定こども園飯田市川路保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 宮崎 千保子
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和43年6月1日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒399-2431 飯田市川路3467-2
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265-27-3202 
FAX : 0265-27-3202 
MAIL : ns-kawaji@city.iida.nagano.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 15人 4歳児 : 15人 5歳児 : 15人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 7:30~18:30
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ