2024年12月25日

テーマ：

土／植物・生物／空・天気／人・地域

年　齢：

3, 4, 5歳児

ねらい：

・秋の自然を見つけよう

お天気は晴れ！今日は散歩日和！

季節はすっかり秋になりました。
お散歩バッグを持ってみんなで秋探しに出発です！

「よ～し、秋をみつけるぞ～！」

園舎の周りを歩いてみると…
「これは何のお花？」
「ピンクがかわいいね！」
「お土産にしよっと！」

↑ススキ

↑イヌタデ

早速、草花を発見！

見つけた草花を手に持つ子や、
大事に散歩バッグにしまいお土産にする子、
「どうぞ」 お友だちにプレゼントする子もいました。

「あっ！！」
おや？
何か発見したみたい！

↑アメリカセンダングサ
（地域によってバカ・ドロボウと呼ぶところも）

「ねえ！これ僕知ってるよ！ちょっと見てて！」
嬉しそうに自分の服にくっつけて見せてくれました。

「他の服にもくっつくかな？」
「先生のエプロンはどう？」
「ちょっとくっつけていい？」

くっつき虫の草を見つけて大盛り上がり！
お友だちと一緒にみんなでくっつけ合って楽しみました。

さて・・・
今日の目的地は、園の近くにある山風舎！

建物の前には大きな木があって…
「あっ！！」

まんまるかわいいどんぐりが！

どこを見てもどんぐりだらけで大喜びの子どもたちです。

「これが、パパので…これはママのどんぐり」
「このおっきいのは僕のだよ」
「穴があるとね、どんぐり虫が出てくるから嫌なの」
「見てみて！きれいな形のどんぐりあった！」

お散歩バッグの中身は…
「見てみて！」
「ジャーン！！」
ぴかぴかつるつるのどんぐりがたくさん！

散歩道で見つけたお花もしっかり入っています。
たくさんのお土産に嬉しそう♪

帰りはこぼさないようゆっくり歩きます。
ふと…
「ねえねえ、前見つけたどんぐりは小さかったよね？」
「知ってる？細いやつもあるんだよ！」

そんな会話からかクラスにあったどんぐり図鑑を思い出し、拾ってきたどんぐりと見比べていました。

「これ同じじゃない？」
「小さいのかわいい～」
「これ見たことある！」

自分たちで見つけた“秋のお土産”を嬉しそうにバッグにしまって持ち帰りました。

・秋探しに出掛け、道ばたに咲いている草花に興味を持つ子どもたち。これは何？秋のお花かな？と季節を感じながら、秋探しを楽しみました。
・知ってる草花を見つけ、どんな草花か嬉しそうに教えてくれたお友だち。まるで植物博士です！服にくっつくことを知ると、お友だちと一緒にくっつけ合って楽しむ様子が見られました。
・たくさんのどんぐりを見つけて大喜び。ただ拾うのではなく、大きさや形をしっかり選びます。拾うどんぐりにも好みがあるようです。子ども同士で見せ合っ
たり教え合ったりと、やり取りが自然と広がり楽しく拾う様子が見られました。

・暑さが和らぎ、秋らしい気候になってきたので秋探しの散歩に出掛けました。散歩をする中で、発見したことや知っている知識を共有する楽しさ、疑問を持って遊びながら実践してみる面白さを感じながら秋の自然に親しむ様子が見られました。どんぐり一つでも、それぞれ好みの大きさや形を見つけ友だちと見せ合う姿や、お土産を一生懸命選ぶ姿、自分の思いや考えを持ちながら「見てみて！」と楽しさ嬉しさを友だちと共有する姿を見て、どんな場面でも心が動く楽しい瞬間は素敵だなと実感しました。子どもたちの発見や思いに共感しながら、その季節ならではの自然に親しめるように、季節の変化を五感で感じられる機会をたくさんつくっていきたいと思います。