2017年12月26日

テーマ：

土／植物・生物／食

年　齢：

全年齢

ねらい：

玉ねぎを食べるまでの過程を楽しもう

【６月１９日】　玉ねぎの収穫を年長さんがしました。

収穫した玉ねぎは、つるして干しておきます。

「早く食べたいなぁ～」とワクワクしている年長さんです。

【8月1日】　干した玉ねぎの皮むきです。

給食の先生が「明日の給食で玉ねぎをポトフにするからお手伝いして！」とお願いに来ました。

最初は３、４、５歳児のお兄さんお姉さんがむきむき…。

「玉ねぎの皮、むいたことないよ」

「トウモロコシの皮は保育園でむいたけど…」

「玉ねぎの皮をむくと、目が痛くなっちゃうんだよね？」

「ちょっと難しいなぁ」「ぴかぴかできれい！」

2歳児さんだってむけちゃいます。

むいていると、ふとこんなつぶやきが

「先生、これ食べてみてもいい？」

給食の先生が丸のままお湯に入れ、薄くスライスして持ってきてくれました。

「おいしい！」

「ちょっと辛いけどたくさん食べれるよ！」

「えー？甘いよ？」

「もっとちょうだい！」

でもこんな子も…

「げぇ～から～～い！」

給食の先生は、「明日、ポトフにしても辛いかな？」と笑っています。

「うん、きっと辛いよ！」

どんな味になるでしょう？？

【8月2日】　次の日…給食室からいいにおいがしてきました。

玉ねぎを丸ごと、ことこと煮こんでいます。

出来上がりました！

とってもおいしそう♪

玉ねぎ1個のインパクトを大きくしたい、という思いで

シンプルに「人参、ベーコン、キャベツ、パセリ」のみにしてくれました。

赤ちゃんから年長さんまで、大きな口でかぶりついていました！

てづかみで…「～～まい！」

「うまい」かな？それとも「あまい」かな？

「こんなに大きい口あけられるよ～」

「やわらかくて落ちちゃった！」

「保育園の玉ねぎ、おいしい！」

「辛かったのにあまーくなった！なんで？」

「先生、これベロで噛んでみ！」（柔らかくて、舌でも噛めるらしいです！）

楽しくておいしい、玉ねぎの活動でした♪

茶色い皮をむくと、ぴかぴかの白い部分が出てくることを喜んでいました。

辛かった玉ねぎが、煮ると甘くなることに驚いていました。

煮る前はシャキシャキしていたのに、煮た後は舌で噛めるほど柔らかいことを発見していました。

自分たちが関わった食材が、おいしいものに変化するという喜びを感じられてよかったです。

給食の先生の協力で、たくさんのものをおいしく食べてほしいと思います。