2024年3月13日

テーマ：

植物・生物／人・地域／つくる

年　齢：

５歳児

ねらい：

自然物を使って自分のほうきを作ってみよう

保護者の方からいただいたコキアが大きく育ち、園の玄関周りを明るくさわやかにしてくれていたり、秋にはピンク色に紅葉し楽しませてくれました。せっかくなので、子ども達１人１体使えるよう小さなほうきを作ってみることにしました。

最初はコキアの種と枯れた葉っぱ取りをしました。
「やさしく…やさしく…」「トントントン…」まるで何かの呪文のよう。

「こんなにきれいになったよ」

次は麻ひもをまきつけて、持ち手を作ります

「ぐるぐるぐる…」「んー…むずかしいな…」

最後は好きな色のリボンでリボン結びをしました
「いつもエプロンでやっているのに…うまくいかないなぁ…」「あっ！上手にできた！」

「見て見て！」

「上手にできたよ！」

「さっそく、そうじをしてみよう！」

「あんまり強くやると折れちゃうなー…」

年末は、小ほうきでクラスの大掃除をしました。せまいところのゴミもとれて大活躍でした。

「くつ箱の中の砂いっぱいとれたよ」「ピカピカになった」

「さっしのゴミもとれるよー！」

お家の大そうじのお手伝いに使おうと２期の最終日に持ち帰りました。
「窓のさっしをおそうじしたよ」「げんかんのすみっこをそうじしたよ」
「お手伝いしたらお家の人に喜んでもらえたよ」と年明けお話してくれました。

・保護者の方のご厚意に感謝しています。
・そうじの時に使っているほうき。コキアという植物を使って、自分達にも作れるという貴重な体験ができてよかったです。
・最初はうまくいかなくても、作っていく中で少しずつコツもわかり、やりとげた時の満足感も味わわえるので、試行錯誤しながらも自分の力でやってみることの大切さを感じる　　ことができました。
・自分も家族の一員でお手伝いができることや、自分の作ったものが役立つことの喜びを感じることができてよかったです。園で経験できたことを家でも話題にし、家族で活用してほしいと思います。