2023年6月2日

テーマ：

植物・生物

年　齢：

２才児

ねらい：

春の自然に興味を持ち、触れて楽しむ。

今日は、春の遠足です。

行き先は、園の近くのあぜ道。さあ、みんなで「しゅっぱ〜つ、しんこ〜う！！」わくわくが、かけ声からも伝わってきます。

園庭を通り抜ける途中にも、子どもたちの興味を引くものはいっぱいです。「はっぱの赤ちゃんたくさんになった！！」４月には、芽吹いていた程度の葉っぱが、２ヶ月もたつとしっかりと若葉が茂っています。子どもたちはここを通るたびに、成長の様子をよ〜く見ていたのでした。

あぜ道では、「あ！ちょうちょ！」「どこどこ？」「わ〜、いっぱーい」「しろ、せんせい、ちょうちょ、しろだね〜」「きいろもいるね〜」「あっ！と〜りさ〜〜ん♪」「てんとうむし〜」周りを見て、いろいろなものを発見するのが上手な子どもたちです。気分が乗ってくると、会話に花が咲く２才さん。薄曇りの空でさえ、子どもの目から見ると「おそらがあおいね〜」「ね〜。あおい、あおい！」気分は晴れ！！なのです。

大好きなおうちの人へ、おみやげの草花集めもします。　「今日はたんぽぽだけたくさん摘むんだ〜」　あぜの両側に広がる田んぼは、田植えが終わり、稲がうわっています。そんな様子を眺めていると「あっ！おたまじゃくし〜」「どこどこ？」「見えないよ〜」「いた〜」「ちびっこだ〜」「かわいい〜」　みんなどこからか長い枝を探してきて田んぼをツンツン。どうにかして触りたい・・・。捕まえたい・・・。みんな真剣です。今年初めてのおたまじゃくしに大興奮でした。米粒程度のおたまじゃくしが、次に会うときには、どんな姿になっているかな？

さあ、たくさんの自然とも、そろそろお別れ。また来ようね・・・。

園に帰っておいしいお弁当を食べよ〜ね。

「葉っぱが大きくなり生い茂っていたこと」「チョウがたくさん飛んでいたこと」「白や黄色のチョウがいたこと」「てんとうむし発見」「ちいさなおたまじゃくしは、すぐに逃げて捕まえられない・・・」「触れない・・・・」

子どものキラキラ輝く瞳に映るもの、すべてが発見と驚きの連続！！なのです。

今回は、遠足で春の自然をたくさん見つけてきました。子どもながらの発見や驚き、思い通りにならないおたまじゃくしに妥協する姿などなどが見られました。その日その日で、見えてくる景色や子どもの姿も変化します。

これからもたくさんの自然に触れ、自然を通してたくさんの子どもの姿を見守っていきたいと思います。