2023年3月23日

テーマ：

植物・生物／人・地域

年　齢：

２・３・４・５歳児

ねらい：

・地域の生産物の生長過程を知る
・地域の方と触れ合う

昨年度の秋に　姫リンゴの収穫を経験させていただいた子どもたち。

今年度は　子どもたちとりんご畑の１年を　見に行きたいと願い　何度かでかけました。

【４月２５日　りんごの花を見に出かけたよ】

出かける前に　りんごの花は何色かな・・・と保育者が話をすると

「赤！」「黄色！」「青！」・・・様々に予想をしてでかけます。

畑に近づくと・・・

「（花が）白い！」

もっと近くに行くと・・・「あ・・・ピンクっぽい。」

「あれ？　手紙がある。」・・・

なんと　その日は留守のりんご農家さんからの　温かな手作り紙芝居が一緒に置いてありました。

紙芝居を見て　「このりんごの花が　りんごになるんだね。」とにっこり。

たんぽぽも咲きほこり　春の散歩を楽しみました。

【初夏〜秋】

緑の葉が出てきて　今か今かと収穫を待ち望んでいました。

園に掲示していた農家さんの紙芝居を見て　もうすぐ　もうすぐ・・・と楽しみにしていた子どもたち。

【１１月１０日　姫りんご狩りへ】

昨年度より２週間ほど後の　収穫の時期・・・　農家さんからお声をかけていただきりんご狩りへ。

りんご畑への道も紅葉していて　足どりが軽い子どもたち。

畑が近づいてくると・・・

「うわ〜！！！　たくさんなってる！」　と大喜び！

農家さんも　快くお迎えしてくださり子どもたちの収穫を手伝ってくださったり　お話を聞いてくださったり・・・子どもたちも安心して収穫しました。

夢中になってりんごを収穫する子どもたち。

「私はこれ。」

「お兄ちゃんにもあげるの。」

２歳児の子どもたちにも手に届くように　下の方のりんごの収穫を残しておいてくださった　農家さんに感謝！

【１２月】

年少さんがりんご畑に散歩に行くと・・・

「葉っぱがない。」「おじちゃんがいない・・・。」

と寂しそう。

農家さんから頂いた　剪定をしたりんごの枝をクリスマスツリーにして　飾り付け。

「僕もかざる〜。」「かわいいね。」

【３月】

暖かくなってきた頃に　春見つけの散歩。

りんごの木の枝の先がふっくらしてる・・・蕾を発見。

この蕾が膨らんで　また花が咲くね。楽しみ！

４月になって　みんなが一つ大きくなった時にも　またりんご畑を見に行こうね。

４月

鼻を近づけてりんごの花の香りをかぐと・・・

「いいにおい〜。」「ちょっと甘い匂いがする・・・。」

ずっと嗅いでいたい　いい香りでした。

１２月

剪定した　姫リンゴと　フジのりんごの木を見比べてみると・・・

「姫リンゴの枝のほうが　少し赤っぽい。」

種類によって　枝の色味が違うことにも気がつきました。

ご近所のりんご農家さんが　毎年　りんご狩りにお誘いくださいます。

地域の方々のご厚意に感謝しています。

子どもたちと共に　収穫までの過程や農家さんのご苦労があって　こうして収穫させていただけることを知り　感謝しながら　地域の方々とのつながりを大事にしていきたいと思います。