本園の特徴 よく食べよく遊ぶ子ども 優しく思いやりのある子ども

・園庭北側にある畑で野菜作りをしています。そこに虫たちが集まってきて、子ども達の人気の場所になっています。
・花壇や園庭に、子ども達が自由に摘み色水遊びやままごと遊びができる環境となるようになっています。カッパ原っぱと名付けた一角では、風船かづらやオジギソウも人気です。
・散歩などの時には路肩で見つけた花や石などを持ち帰り、飾ったり遊びに使ったりしています。

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空・天気 つくる オリジナルの凧を作ろう!

2024年2月19日

テーマ:
空・天気/つくる
年 齢:
4歳児
ねらい:
友達と一緒に試行錯誤しながら凧作りをして楽しむ。

活動内容

♪もう いくつ ねると おしょうがつ

おしょうがつには たこあげて~

と『おしょうがつ』の歌をうたっていると

「凧を作りたい!!」と興味が沸いてきました。

 

そこで、グループごとに”どんな凧を作るか”の話し合いをしました。

まず初めに決まったのは、満場一致で「虹色の凧を作る」ということ。

それから、どんな材料が必要か決めていきます。

 

それぞれのグループで様々な意見が出ました。

①カラーポリ袋、ひも、棒

②紙、ひも

③ビニール袋、ひも

④紙、砂糖、ひも

 

 

翌日、すべての材料をそろえて、製作スタート!

グループで相談しながら進めていきます。

「あれ(見本)みたいに三角に切りたいんだよ」

「これ切りづらい~!」

 

「(色鉛筆で描けるかな・・・?)」

「(他のグループはどうだろう?)」

 

「何の絵描く?」

「虹にするんじゃなかったっけ?」

 

「砂糖ってどうやってつければいいかな?」

「のりの上にパラパラすればいいよ!」

 

「あれ、ざらざらが無くなってく!」

「もっと砂糖かけてみたら?」

 

「大きいビニール袋持ってきたよ!」

「いっぱい塗ってカラフルにしよう!」

 

2~3日かけて、凧作りを楽しんだ後は、いよいよ凧揚げ。

 

みんなで、”たくさん走れる広いところ”を考え、

近くの小学校の校庭へ行くことになりました。

 

前日からとても楽しみにし、期待感MAXで走り始めると・・・?

「あんまり 揚がらないよ」

「棒取れちゃった~」

など、トラブル続出。

 

保育士の用意したテープを使い、その場で補修を始めます。

落ちていた枝を、棒代わりにする子もいました。

 

ビニール袋の凧は、安定の揚がり方。

友達と貸し借りをしながら楽しんでいました。

 

翌日は、「凧を直す時間がほしい!」と要望があり、

時間を作りました。

そこでは、棒を付け足したり、テープを頑丈に貼ったり、

前回の経験を生かして、丈夫な凧を作っていました。

また、友達の凧を見て、「私もビニール袋で作る!」と作り始める子もいました。

 

そして第二回凧揚げの日。

意気揚々と出発した子どもたち。

自慢の凧は、前回よりも壊れづらく、壊れても素早く修理することができていました。

友達と貸し借りしながら、

「これ、よく飛ぶね~!」

「○○くんのすごい!」と認め合う姿もありました。

 

困難にぶつかっても、乗り越えていく楽しさや、様々な工夫を学んだ、今回の凧作りでした。

子ども達のきづき

《砂糖でどうやって作るの?》

他の友達から疑問が多かったアイデアでしたが、紙に立体の模様がついたきれいな仕上がりになりました。

・砂糖も表現方法の一つになる。

・砂糖はのりと混ざると無くなってしまう。

 

《どうやってひもをつけるの?》

画用紙のど真ん中に糸をつけると、凧は揚がらないし、すぐに取れてしまうし・・・。と悩んでいました。しかし、友達の凧を見て、紙の両端につければいいんだ!と気づいていました。実際につけてみると、さっきよりもよく揚がります。とても嬉しそうな笑顔でした。

 

《棒が無い!どうしよう》

校庭での修理では、友達の凧のように棒をつけたくても、つけられません。

そこで考えたのが、木の枝作戦。ちょうどいい細さの枝を探して、凧につけていました。

 

《一番よく揚がる凧は・・・?》

第一回凧揚げの後に気づいたのは、見本と同じように忠実に作った凧がよく揚がるということ。作るのに一番時間がかかっていましたが、丁寧に作るとよく揚がるのかもしれない・・・。と気づいていました。

事例に対する保育者の思い

友達と協力しながらたくさん考えて、試行錯誤する経験してほしいと願い、アドバイスはせずにやりたいことを十分にできる環境を作りました。走るとなんとか浮かぶ凧でしたが、子どもたちはとても喜び、嬉しそうに何度も走っている姿が微笑ましく感じました。自分たちが考えて工夫して作ってきた凧を、友達と貸し借りをしたり、最後まで丁寧に扱っていたりと自ら進んで行動できており、「自分でやりたい!」と思う気持ちは、いろいろなことを成長させてくれるのだと再確認しました。

今後も、「夢中になれる遊び」や「自分で考えてやりたい!」の気持ちを大切にしていきたいと思います。

ながのしちゅうおうほいくえん 長野市中央保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 中村 さおり
運営法人 長野市
運営法人代表者名 長野市長
園の設立日 1977.4.1
認定日 2020.10.1
区分 保育所
住所 〒388‐8006 長野市篠ノ井御幣川284‐2
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026‐292‐0342 
FAX : 026‐292‐0342 
MAIL : tyuo-hoiku@city.nagano.lg.jp
ホームページ
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 人 4歳児 : 人 5歳児 : 人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土
基本開所時間 7時30分~19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ

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