本園の特徴

小規模園の良さを活かし、園全体で異年齢での関わりを十分にとれる活動を多くする中で、互いへの関心や思いやりが持てる温かい雰囲気の認定こども園である。また、園舎の裏側には山があり、その中を駆け回って遊んだり、急斜面をよじ登ったり、また木の実等の自然物を集めるなど、日常的に身近な自然の中でのびのび遊ぶことができる。自然に恵まれた環境であり、その有効的な生かし方を職員で検討し、工夫する部分も多く、子どもたちは主体的に自然に関わって遊んでいる。

自然の中の多様なテーマ

自然に存在するたくさんの要素との関わりから、
子どもたちは様々な体験を通して「気付き」を得ます。

植物・生物 大きなカマキリ見つけたよ

2023年10月16日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
2歳児
ねらい:
身近な虫に興味を持つ。

活動内容

ある日、外に出るとテラスの階段下に大きなカマキリを発見した子ども達。
「せんせーい!カマキリトンボがいるー!」

保育者が近付いて見てみると羽を広げた大きなカマキリがいました。
大きく羽を広げていたので、子どもたちはトンボにも見えたようです。

子ども達のきづき

しばらく見ていると、どうやら階段の上に登りたい様子のカマキリ。

「のぼりたいのかなあ。」と保育士がつぶやくと、Aくんが枯れ草を持ってきました。

保育者がカマキリにそっと枯れ草を近づけると、カマキリがつかまるように草に引っかかったので階段上まで運んでみました。

カマキリを囲みながら、カマキリの動きをみんなで観察していると・・・

Bくんが「カマキリのお家はどこなんだろう?」とつぶやきました。

保育士が「どこから来たんだろうね〜。葉っぱの上かなあ。」と言うと子どもたちは「葉っぱかも!」と納得した様子。

テラスでカマキリが踏まれなように、園庭のフェンス際にある葉っぱの上のお家まで届けることにしました。

保育士が葉っぱの上にそっと乗せて運んだあと、一人ずつ「バイバーイ」と声をかけていました。

子ども達目線になると、見えるものや景色が変わることを改めて感じた、ワクワクする時間になりました。

事例に対する保育者の思い

大人では見落としてしまいそうな階段の隅にいる虫も、すぐに発見する子ども達。

見つけた喜びを保育者や友達と共有し、楽しむことで、身近な虫への興味が深まって欲しいなと感じました。

あずみのしりつかみかわてにんていこどもえん 安曇野市立上川手認定こども園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 宮尾 早苗
運営法人 安曇野市
運営法人代表者名 安曇野市長
園の設立日 1956.2.6
認定日 2015.10.13
区分 認定こども園
住所 〒399-8203 安曇野市豊科田沢4917-1
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-72-2285 
FAX : 0263-71-2601 
MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp
ホームページ https://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/
定員数 未満児 : 15人 3歳児 : 13人 4歳児 : 26人 5歳児 : 26人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ

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