土 植物・生物 人・地域 丸山動物園!

2022年9月10日

テーマ:
土/植物・生物/人・地域
年 齢:
3~5歳児
ねらい:
・小動物に興味、関心を持ち、飼育する。
・飼育を通して命の大切さを知る。

活動内容

丸山保育園ではいくつもの小動物を飼育しています。

子ども達は興味を持って眺めたり、手にとってみたりしています。

 

ツマグロヒョウモンの幼虫をテラスに這わせて観察中。

幼虫たち飼育箱に戻ってホッと一息、お食事タイムです。

登園してきた子が蝶になっているのに気が付きました。

「元気でね~!」「また来てね!」と飛んでいく様子をみんなで見送りました。

5月に仲間になったかぶとの幼虫たちは、土の中にいて様子がわからないため毎日のように覗いては心配していました。

もぞもぞと土の上に幼虫や蛹が出てくる日もありました。

登園すると…かぶせてあった網をかいくぐり、室内のあちらこちらにカブトムシが出ていました。

たくさん成虫になったので、他の保育園のお友だちにも分けてあげました。

カブトムシやカナヘビなど死んでしまった虫もいました。

 

みんなでお墓を作り「天国へ行ってね」「また保育園に来てね」と手を合わせました。

「なんかあるよ?」「死んだカマキリ?」と覗いてみるとかまきりが脱皮していました

脱皮から数日間飼育しましたが、だんだんと元気がなくなっていき、餌にと捕ったバッタの方が元気なくらいになってしまった為、子ども達と話をし畑に逃がすことにしました。

子ども達のきづき

飼っていたカナヘビが死んだとき、自分の胸に手を当て心臓がどきどきと動いていることを確認し、その後どんなに小さな虫にも同じように心臓があり生きていることを知りました。

「どくどくしとる」「それが生きてるってことなんだよ」

 

飼育ケースを掃除するときなど、直接触ってみるとプニプニとして気持ちがいいことや体から何かの液体をだすこと、テラスを這う速度が意外と早いことを知りました。

「ぷにぷにしてかわいい・・」「わー、はやーい」「もうこんなとこ来とるじゃー」

降園後から翌日の登園までの間に虫たちに変化が起こりやすく。登園するとびっくりすることが多くありました。

「あ!おおきくなってる。」「うんちがいっぱい」「葉っぱがなくなってる」「また、葉っぱ、とってこんとだね」

ツマグロヒョウモンのさなぎを見て・・

「なにーこれ?キラキラしとる・・・」

「うわー、うんちいっぱい!いろんないろのうんちがあるよ!」

 

 

事例に対する保育者の思い

・はじめは、虫に苦手意識があった子も日々の変化を見たり、友だちが関心を持ち触ったりすることで、少しずつ関心を持ちみんなで成長を喜び楽しみむことを共有することができた。

・幼虫がさなぎになり、さなぎの皮を脱いで蝶になった時の感動は子どもだけでなく私たち保育士にとっても、毎回代えがたい時間となっている。

・小動物の死を通して、どんなに小さな生き物にも自分と同じ命があることを知り、大切にしなくてはいけないことを知ることができたと思う。

・生き物を育てることは並大抵でなく、保育者自身も調べたり、準備したり、時には失敗することもあるが、子ども達の興味に寄り添いながら、ともに経験を重ねていきたいと思う。

 

 

にんていこどもえんいいだしまるやまほいくえん 認定こども園飯田市丸山保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 髙梨 絹子
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和28年2月23日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒395-0071 飯田市今宮町2-113-2
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265-22-2077 
FAX : 0265-22-2077 
MAIL : ns-maruyama@city.iida.nagano.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 6人 4歳児 : 7人 5歳児 : 7人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 7:30~18:00
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ