植物・生物 カナヘビに夢中

2022年8月3日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
5歳児
ねらい:
・いろいろな生き物に興味や関心をもつ。
・カナヘビのお世話を通して、命の大切さ・尊さ・思いやりの気持ちを育む。

活動内容

畑の周辺、園庭の隅、そして裏山の石垣のところでは、カナヘビに出会うことがあります。
子どもたちはよく見ていて
「あー!!カナヘビ発見」と追いかけては、何匹かのカナヘビを捕まえました。

「この子(カナヘビ)飼いたい。」
飼育ケースに入れ、大切そうに持ち歩いています。クラスで相談したところ、皆で飼うことになりました。
カナヘビも命があり生きていること、餌がないとお腹が空いて死んでしまうこと、皆で確認し合いました。
カナヘビはバッタなど生きている虫を食べるので、朝の支度が済むと園庭でカナヘビの餌になる虫探しが始まります。

「捕まえたよー。早く(飼育ケースを)開けて!」
バッタを手にした子が走ってくると、友達がケースを開け、素早くバッタを入れると急いでフタを閉めます。

すぐにカナヘビがバッタをくわえることもあり、「あ、食べたね。」と食事の様子を一心に眺めています。
土日は園がお休みということで、お家の人に了承してもらった友達が交代で預かってくれます。

「お姉ちゃんと一緒に、ずっと見ていました。」

「ミミズ、あげたからね。」

「つぶらな瞳、かわいいですね。」

お家の方からも色々な報告があり、カナヘビファンが増えています。

子ども達のきづき

「図鑑にカナヘビ載っているかな?」自分たちで調べてみようとしています。

 

「お兄ちゃんにカナヘビの餌を描いてもらったよ。」

ダンゴムシが好きな女の子は、それ以外の生き物は触ることがちょっと苦手です。でもカナヘビのために初めて自分でバッタを捕まえることができました。

事例に対する保育者の思い

2年、3年と園で生活する中で、年上児や友達に影響を受け、クラスには虫や生き物が好きな子が多くいます。でも、少し怖く思う子や、それほど興味のない子もいます。
今回、クラスで飼育してみることで、小動物への発見があったり、愛着をもったりするきっかけとなりました。また、そんな話を子どもたちからも聞き、一緒に飼育ケースをのぞいたり、家への持ち帰りに協力していただいたりして子どもたちの「すごい!」「楽しい!」をお家の方にも一緒に感じてもらえたことを嬉しく思います。
生き物のお世話は大変ですが、まだまだ多くを感じてくれたらいいなと思います。

あずみのしりつかみかわてにんていこどもえん 安曇野市立上川手認定こども園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 宮尾 早苗
運営法人 安曇野市
運営法人代表者名 安曇野市長
園の設立日 1956.2.6
認定日 2015.10.13
区分 認定こども園
住所 〒399-8203 安曇野市豊科田沢4917-1
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-72-2285 
FAX : 0263-71-2601 
MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp
ホームページ https://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/
定員数 未満児 : 15人 3歳児 : 13人 4歳児 : 26人 5歳児 : 26人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ