2022年8月19日

テーマ：

土／植物・生物／水／空・天気／人・地域／食／つくる

年　齢：

４歳児

ねらい：

・友だちや保育者と一緒に、夏ならではのあそびを十分に楽しむ。
・気の合う友だちと好きなあそびを楽しみ、自分の思いを友だちに伝え、相手の思いを聞こうとする。

信濃町にも暑い季節がやってきました。

信濃町産のとうもろこし。年長さんの畑で育ったきゅうり。旬の美味しい野菜を食べられるって幸せだなぁと感じています。

さて、6月から始まったどろんこ遊び。そして7月から始まったプール遊び。もうすぐプールも終わってしまう時期となりましたが、暑い夏の子ども達の様子を紹介していきたいと思います。

砂場では友達と一緒に水を運び、穴に入れてプールに！

『ワニさん歩きできるよー！』と、得意げな表情。その後も何回も砂場と水場を行き来しながら水を溜めて深いプールにしていました。

どうやったら水をたくさん運べるのかな？

子ども達の頭の中では色々な考えが巡っているはず。。。

道具を選ぶ時の表情。水を汲んでいる時の表情。水を運んでいる時の表情。それぞれ色々な表情やその後の行動に変化があって、とっても面白いです。

こちらは一輪車で水を運んできましたよ。

『ダンプ到着しましたー！』と言って、みんなで作った穴に水を入れていました。

何回も繰り返しているので、一輪車の使い方はベテラン！

『ありがとう！』

『たくさん水、持ってきたね〜』と、周りの子達も嬉しそう。

早速水溜まりに入ってバシャバシャ！

ジャンプして『きゃー！』と、大満足の表情♪

友達と一緒に水の中でジャンプする楽しさや、水がはねる楽しさを感じている様子でした♪

さて、こちらでは…

年長さんを中心になにやら組み立てている様子が…

『もう、お水流してもいい？』

『いいよー！』

と、みんなでやりとりをしながら遊んでいます。

みんなで、何しているのかなー？

と、見ていると

『こっちにそうめんあったから流すね！』

の、声が。

なるほどー！流しそうめんごっこ！

園庭に生えている草をそうめんに見立てて流していましたよ。

ちゃんとお椀まで用意していましたよ♪

そうめんを食べるお客さんになりきっている子もいました。

クラス関係なく、一人ひとりがやりたい遊びを見つけ、友達と協力したり、声を掛け合って遊んだりする姿が印象的でした。

さて、こちらはプールでの様子。

『冷たい！』

『気持ちいい〜！』

と、待ちに待ったプールに大喜びの子ども達。しっかりとプールでの約束をし、みんなでお清めも行いました。

『ねえねえ！みんなで流れるプールつくろうよ！』の、友達のひと声にみんな賛同し、『走ろう！』と、駆け出した子ども達。

流れるプールを作って楽しく泳ぐ姿がありました。

また、友達と一緒にプールの中で伝承遊びをしたり、泳ぎを披露したり、一人ひとりのペースで水に親しむ姿が見られました。

後半頃になってくると、遊びもダイナミックになり、泳げるようになったり、水に顔をつけられるようになった子もいたりしました。

また、手作りの魚を泳がせたり、みんなで玉入れをしたりして楽しんでいます。

来年はいよいよ年長さん。

今度は大きいプールでみんなで楽しく泳ごうね！

残り少ないプール遊びを一緒に思いきり楽しんでいけたらと思います。

どろんこ遊びと一緒に泡あそびを楽しむ様子もありました☆

実はあえて石鹸だけを用意し、『子ども達、どうやって使っていくかな？』と、様子を見ていた私。

さあ、石鹸をゲット！！

だけど…どうやって泡立てるの？

子ども達、色々考えていましたよ〜！

私の想像を超えていきました。

持ってきたのはザルと、ザルが入るくらいの大きさのバケツ。

よく見ていると…

ザルに石鹸をゴシゴシとこすっています。

しかし、それだけではただの石鹸水で終わってしまうはず。

でも、ちゃんと泡立ってる。。。

『こうやってやってると泡になっていくよ！』

と、友達同士で泡の作り方を教えていました。

なるほど！ザルを上下に動かして泡立てていたんですね！

子ども達の発見ってすごいですね。

それをまたみんなで共有していく姿もすごいな〜と感心です。

早速、作った泡を使って…

ケーキ作り！

生クリームに見立てて楽しく塗っていました♪

より一層フワフワの泡にする為に、夢中で泡作りを楽しむ様子も見られました。

残り少ない夏ならではの遊び。

子どもの驚きや発見を共感し、友達と一緒に工夫したり、協力したりする楽しさが味わえるように、様子を見守ったり必要に応じて援助していけたらと思います。

また、友達や保育者と関わり、言葉を交わす喜びを味わえるように、私自身も子ども達と一緒にわくわくドキドキしながら、今日の遊びで楽しかったことや、次にどうしようとしているのかを聞いていくことを大切にしていきたいです。