植物・生物 火 食 つくる 寒いね、焚火しよう・・・焼き芋したいね!

2021年11月19日

テーマ:
植物・生物/火/食/つくる
年 齢:
3~5歳児
ねらい:
・焚火がどうしたらうまく燃えるか工夫しながら燃やしてみる。
・火の温かさを感じたり、焚火をするとどんなことができるのか考えやってみようとする。

活動内容

とても寒くなった朝、園庭で園長が焚火の準備を始めると「園長先生、何するの?」と子ども達が寄ってきました。「寒いから焚火をしようと思ってね。・・・」と少し木を組み立てていると子ども達のお手伝いが始まりました。

新聞紙の上に少し木を置いて火をつけてみましたが、なかなか燃え上がりません。

「もっと木がいると思うよ!」と年長児の声。

園庭のあちこちを探し回って小枝を集めてきますが・・・

くすぶっているだけでなかなか大きく燃え上がりません。「これじゃぁダメだ。」

園舎の後ろに木が積んであるのを思い出した子ども達、皆で運んできました。

持ってきた木を組み上げ、そっと息を吹きかけます。

「やった~」見事に火がつきました。

その火をみていた年中児から「焼き芋したいね・・・」と声がしました。

でも動き始めることはありません。「ジャガイモ焼くとおいしいんじゃない。」と年長児。

「お芋どこにあるかなぁ・・・?」と聞くと「そうだ!あそこにある!」とテラスに置いてあるサツマイモのことを思い出し駆け出していき、焼き芋の準備が始まりました。

タライに水を貯めて土のついたお芋を洗います。

洗ったお芋はザルの上に並べます。

お芋はアルミホイルに包んで焼くんだね。

準備はバッチリ! おきになった焚火の中にお芋を投げ入れます。

おいしく焼けるかなぁ・・・

とっても上手に焼けたお芋。さっそく日のあたるテラスで年少さんがいただきま~す!

「おいしいね!」

 

子ども達のきづき

「木がたくさんないと火が燃えないね。」「この木ならもえるかなぁ・・・?」

「そうだ!保育園の後ろにたくさん木があったよな。」

「そっと息を吹かないと消えちゃうよ。」「フゥ~フゥ~・・・」

「土の付いたお芋はきれいに洗わんと食べれんでな。」

「アルミホイル僕が切ってやるで。」「うまく包めるかなぁ?」

 

 

事例に対する保育者の思い

・焼き芋をしよう・・・ではなく、寒いからちょっと焚火をしようという思いから火を焚き始めたところへ集まってきた子ども達、どうしたら火がうまく燃えるのか考え、自分たちで木を探し集めてきました。どうやって木を組んだら燃えるか、息もそっと吹いたほうがいいとかその場面をみながら考えあい、焚火が燃え上がると今度は「焼き芋したい」という声があがり、年長児が数日前に行った焼き芋大会のことを思い出しながらサツマイモを洗ったり、洗ったお芋を自分たちでアルミホイルを切って巻いたりして焼いてみたろころ、上手に焼き芋が焼けました。

子ども達は自分たちでやったという気持ちが大きく、自信になったと思います。

危なくないかぎりは子ども達に任せて見守っていた職員も、子ども達がここまでできることに感心し、「先生、まだお芋あるからまた焼き芋できるよね。」の言葉にうれしく思いました。この子どもの達でやったという思いを大切に次回またやってみたいと思っています。

にんていこどもえんいいだしたつおかほいくえん 認定こども園飯田市竜丘保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 吉川 真有美
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和39年10月1日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒395-0004 飯田市桐林378
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265-26-8417 
FAX : 0265-26-8417 
MAIL : ns-tatuoka@city.iida.nagano.jp
ホームページ http://www.iida-kosodate.net/
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 20人 4歳児 : 20人 5歳児 : 20人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 8:00~16:00
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ