2021年6月25日

テーマ：

土／空・天気

年　齢：

０、１歳児

ねらい：

・戸外で陽の温かさや風の心地よさなどを感じながら、のびのびと過ごす。
・身近な自然環境に触れ、親しむ。

新しいあんず組さんがスタートして３ヶ月が経とうとしています。

最初はお家の人と離れて涙を流していた子どもたちも、日に日にたくましく成長していき、お部屋でも毎日元気に遊んでいます。

とにかくパワフルな０、１歳児さん。お外ではどんな遊びをしているのでしょうか？

あ、みーっけ！

滑り台の中に隠れていました。お家みたいで楽しそうですね。

網の向こうから「バイバーイ！」と手を振ったり、穴の中から手を伸ばして保育士とタッチ！

お砂場では０歳児さんが砂の上で遊んでいます。

手で砂を握ったり、砂の上をハイハイしたり…。

年少さんの真似をして一輪車でタッチ！歩けるようになった時のイメージトレーニングもバッチリです◎

１歳児さんはシャベルを使って型はめに挑戦。上手に出来ると「わぁ！」と声をあげたり、保育士に自慢気に見せてくれたりします。

砂で形をつくったら、今度はそれをぐしゃっ！！砂を崩すのも子どもたちの楽しみの一つです。

保育士が砂をカップに入れて形をつくると、ハッピーバースデーのお歌が聞こえてきます。お誕生日はお家で美味しいケーキを食べているのでしょうね。

さて、今日も元気にお外で遊ぶぞ！と靴を履いた瞬間、雨がザーッ！！

突然の雨にびっくりでしたが、雨の日の園庭に初めて出たあんず組さん。テラスを散歩して、雨を眺めることにしました。

雨が空から落ちてくる様子をじっと見つめる子どもたち。保育士が「手を出してごらん」と声をかけると、雨の中に手を伸ばし手に水が当たって喜ぶ子や、雨をじっと見つめ続ける子など、反応は様々です。

雨で濡れた葉っぱも触ってみたり、見つめてみたり…。

雨の日はなんだかいつもと違うね。

お外遊びが終わるとお茶タイム！

最近は自分で座る場所に座布団を用意しています。

みんな上手にお座りして、ゴクゴク。遊んで喉がカラカラになった後のお茶はとってもおいしいね。

お外で砂や雨など様々なものに触れる子どもたち。

言葉では表せなくても、声をあげたり、泣いたり、手足をバタバタさせてみたり、と身体で感じたことを表現してくれます。

砂を踏んだらどうなるかな？

この形はケーキに見える。お誕生日だ！

手に水がついた！面白い！

砂は崩すのが楽しい。形をつくるのが楽しい。

雨に触れるのが楽しい。雨も砂も手で触るのはイヤ。

直接触れ、体験することで一人一人が感じることは違いますね。

これから子どもたちが出会うものに対してどんなことを感じるのか、楽しみです。

興味があるものも好きな遊びもバラバラな子どもたち。一人一人が見たこと、聞いたこと、感じたことを、身体全体を使ったり覚えたての言葉を使ったりして表現してくれます。毎日そのような子どもたちの反応を見ることに楽しさを感じつつ、子どもたちの興味関心に合わせて活動を行っていくことに難しさも覚えます。

私自身クラスを持ったばかりでまだまだわからないことだらけですが、子どもたちには五感を使って様々なことを体験してほしいと思っています。同じ砂場にいても、砂を握ったり、カップに砂を入れたり、砂を崩したり、と子どもたちが興味を持つことは違います。また、天気が違えばいつも見ている園庭の地面も動植物も空気も、すべてが違うものに感じられると思います。子どもたち一人一人が感じたことを、動作や言葉から汲み取り、受け止め、言葉をかけることを大切に日々の保育に取り組んでいきたいです。