植物・生物 人・地域 🍎カイコさまがやってきた!

2021年6月3日

テーマ:
植物・生物/人・地域
年 齢:
5歳児
ねらい:
カイコについて知ろう

活動内容

園長先生が、カイコの先生にお願いしてくれたおかげで、カイコの先生・・・信州大学繊維学部の名誉教授 金勝 廉介先生が、はるばる上田から来てくださいました。

しかも、子ども達の願いを聞いて、カイコの赤ちゃんを持ってきてくださったのです!

金勝先生は、カイコの種類やお世話の仕方について教えてくださいました。

 

これは、白いカイコ(3齢・・まだ1㎝ほどで小さいカイコです)

こちらは、黄色の繭を作るカイコ(3齢・・1㎝ほど)

よく見ると足がうっすら黄色です。金勝先生曰く、血液が黄色なんだそうです!

こちらは、珍しい品種の「黒縞」というカイコ(4齢・・3㎝くらいになっています。そして、黒と白の縞模様)

「糸出してる!」と子ども達が気が気付くと、更に糸を引っ張って長くして見せてくれました。

「この糸は口から吐いているのではなく、あごから吐いているんですよ。」と金勝先生が言うと、

えっ! 「・・・」 目をまんまるにする子ども達。

「あごに穴が開いてるってこと!?」とビックリ仰天。

さあ、お待ちかねのふれあいタイム!

初めは、見たり 突っついたり・・・でもそのうちに、つまんだり、手に乗せたり・・・

「かわいい!」 黒縞ちゃんが大人気です!

「見て! 糸が出てる!」

 

そして、金勝先生も大人気! 女の子達が集まって・・

「これは、オス?メス?」 次々に尋ねます

先生:「これはオスですねぇ」

しっぽの裏を見て見分けられるそうです。

 

「キャー!」  思わず後ずさり

よ~く見てみてください・・ なんと、糸でぶら下がっています!

子ども達は、見て 聞いて 触れて・・・ カイコさまとすっかり仲良しになりました。

子ども達のきづき

カイコを触って、どんなことを感じたかな?

「ぷにゅぷにゅしてた」 「かわいかった」

「さらさらしてた」 「気持ちよかった」

「小さいけど糸出してた」 等々、それぞれに感じたことを堂々と発表しました。

そしてその後の給食中には、こんな会話が・・・

「わたし、カイコさまに名前を付けたの・・ リボンちゃん!」

「わたしのは、ハートちゃん」

・・・見分け付くのかしら(笑)

でも、それほど親しんでいるという姿に嬉しく感じました。

事例に対する保育者の思い

金勝先生から教えていただき、私たち職員もカイコのことを知れば知るほど、「人間のために作られた なんて けなげな生き物なのだろう・・」と、親しみが増してきました。 初めは、触るのに抵抗があった保育士も 近くで見たり触ってみると、だんだんかわいらしく思えてきたり・・・

子ども達にもカイコの飼育を通して、生き物の尊さや不思議さ等に気づいたり、いろんなことを感じ、味わってほしいと思います。

金勝先生のおかげで、たくさんの貴重な体験をさせていただくことができます。心より感謝いたします。

ながのしましまほいくえん 長野市真島保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 小山 和彦
運営法人 長野市
運営法人代表者名 長野市長
園の設立日 1952.4.1
認定日 2019.9.13
区分 保育所
住所 〒381‐2204 長野市真島町真島1425‐1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026‐284‐3637 
FAX : 026‐284‐3637 
MAIL : mashima-hoiku@city.nagano.lg.jp
定員数 未満児 : 31人 3歳児 : 14人 4歳児 : 20人 5歳児 : 20人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土
基本開所時間 7時30分~18時30分
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ