2021年1月12日

テーマ：

空・天気／人・地域

年　齢：

2歳

ねらい：

・雪に親しみ、好きな遊びを見つけて楽しむ。
・体を動かして遊び、開放感や心地よさを感じる。

お部屋から外をみて、今日は天気はどうかな？お外にいけるかな？と確認することが習慣になってきた2歳児さん。

今日もお外を見るといいお天気で早速支度を済ませてお外へ向かいます！

外は前日積もった雪でふかふかの新雪が広がっています。

さぁ、子どもたちはどんな風に雪の上を進むか見てみると、、、

腰の高さまである雪をそれぞれかき分けるようにして１、２、１、２！

体全体を使って、手をつきながら進む子や

自分の足元を見ながら進むお友だちもいます。

ふかふかの親切に足が隠れちゃったね！

一歩一歩ゆっくり進み転ばないようにバランスをとっているようでした。

園庭にも新雪が広がっており、

「こっちもふかふかだよ」

深雪を歩くことを楽しんでいます。

その声にお友だちも集まってきて、体を雪に埋めながら全身で雪の感触を味わっていますね。

雪の上に座り込んでみたり

えいっ！

と雪にダイブ！！

雪のお布団、気持ち良さそうですね。

お膝に雪をのせて遊ぶお友だちもいました。

雪にくるまれている感覚、どんな気持ちかな？

雪の上に寝転び、手で雪をかいて進むお友だちも！

泳いでいるみたい！

体全体を使って前に進もうと挑戦！

顔に雪がかかってもへっちゃらなようです。

雪の冷たさも平気で遊びに夢中な様子が伝わってきます。

雪の上を歩いていたかと思ったら、、、

ゴロン！

「せんせい、みてー」

雪と仲良しな様子を見せてくれましたよ。

「せんせい、いくよ！」

雪のベッドでごろん！少しドキドキしていたのかな、雪の感触を確かめるようにゆっくりゆっくり横になっていました。

しばらくすると「冷たくなかったよ！」と教えてくれました。

雪の上に座り込むと、両手に雪を持ち

ぎゅっぎゅっ！

「できた！」

手のひらにはかわいい雪玉がのっていました。雪玉できたね！うれしいね！

手袋をつけて手先を動かすことは難しいですが、手のひらを上手に使って遊んでいます！

この満足げな表情、素敵ですね。

雪の塊を見つけると大切そうに持ち上げていましたよ。

雪の道は、ボコボコ道、滑る道、フワフワの深雪道、その場その場で違います。

そんな違いを楽しんでいるかのように雪の上をお散歩して楽しむおともだちもいます。

雪遊びも回数を重ねるうちに、一緒に遊んでいる幼児組のおともだちの遊びにも興味が出てきたようです。

そしてその遊びの中でも”そり”に興味津々！

ぼくも　わたしもやりたい！と早速手に取り遊び始めます。

そりを持って歩くのも一苦労です。

お兄さんお姉さんたちの真似をして雪山からのそり滑りを楽しみました。

バランスを崩してごろん！

ちゃんと手をついてたおれないようにしている姿にビックリ！

こちらではお友だちをのせて引っ張ってあげています。

「いくよ〜」

「いいよ」

凸凹道で引っ張るのも、落ちないようにのっているのも大変そうですが、やりとりしながら楽しんでいました。

「のってください」

お友だちに声をかけ運転手さんのようにさぁ出発！

と思いきや思っていたより重たかったのかな？うまく動きません、、、

「なんでだろうな」

どうしようか、先生も一緒におしてみる？と提案してみると、「うん！」と元気な声が返ってきたので保育士と一緒に運転しましたよ。

また別のお客さんをのせて、保育士と一緒に運転です！

深雪の雪の中に飛び込んで体全体で雪に触れて遊んだり、雪山できるとそり滑りをして遊んだりと、日に日に変化する環境に合わせて遊びも変化していっています。また、幼児組のお友だちの遊びは２歳時さんにとって「ぼくも　わたしもやってみたい！」と魅力的なようです。その時々のこどもたちのやりたい！という溢れ出る気持ちを受け止めて、何に興味を持っているのかとらえながら、一緒に一つ一つの経験をつんでいきたいと思います。その中で子どもたちの発見などに共感し、自信をもって遊びを広げていけるようになればと思います。

今年の雪山はどこまで大きくなっていくでしょうか。そしてその環境の中でこれからどんな楽しいことを見つけるでしょうか。