2020年10月19日

テーマ：

植物・生物／空・天気／人・地域

年　齢：

全年齢

ねらい：

秋の自然にふれながら、友だちとのびのび体を動かす楽しさや心地よさを味わう。

秋の爽やかなお天気だった９月の下旬。０、１，２歳児さん、年中さん、それぞれお散歩に出かけてきました。

☆０、１、２歳児のお友だちは保育園の近くの公園に行ってきました。

公園には段差があり、登ってはお尻からズルズルと下り、繰り返し楽しんでいました。

１歳児さんが２歳児さんの登っている姿を見ています。

砂山を作り、草花を飾って、ケーキを作りました。

みんなで手を合わせて「いただきます！」

「(ねこじゃらし)あったよ。」と見せてくれました。

アリの行列を見つけた２歳児さん。

「ここにアリさんがいるよ。」と、教えてくれます。

そこへ何人かのお友だちが集まってアリの観察。

「どこへいくのかな。」と、じっと見ていました。

☆年中さんは、福井神社に行ってきました。

細い道に入り、林の中を通ります。

心地よい林道では、自然と歌が始まりみんなで大合唱！

先日の運動会でやったパラバルーンや、年長さんの組体操の曲を、みんなで歌いながら林の中をずんずん歩きます。

福井神社には、地域の方の手作り遊具があります。

「僕のお父さんが作ったんだよ。」と話すお友だちもいました。

地域の子ども達の遊び場にと作られた遊具は、どれも手作りの温かさがあり、子ども達から人気です。たくさん体を動かしで遊んできました。

福井地区が一望できる展望台の周りは、白いそばの花が咲いていました。

かねちょろがいました。

落ちていた枝を集めて、家を作りました。

大好きな福井神社は、どれだけいても飽きません。

「保育園に戻ろう。」と声をかけると、「やだ、もっと遊びたい。」と…。

「今度来るときお散歩バックを持ってきて、みんなでどんぐりを集めようよ。」

と、ひとりの子が言うと、「うん、そうしよう。」とみんな。また来る約束をして、保育園に戻りました。

１歳児さんは２歳児さんの遊びに興味津々。真似をしたり、一緒に遊んだり。大きいお友だちとの遊びの中には、たくさんの発見がありました。

２歳児さんはいつも大きい友達にしてもらっているように、自分たちより小さな１歳児さんの手を繋いで連れて行ってくれました。小さいお友だちへの優しい気持ちも少しずつ芽生えています。

福井神社では、弱っている蝉を見つけました。

どんぐりも落ち始めているようです。

少しずつ、秋が深まっていく季節の変化を感じました。

境内を走り回ったり、遊具で遊んだり、爽やかな秋の気候の中、思いっきり体を動かして遊ぶ心地よさを感じることが出来ました。

まだまだ暑い日が続いた９月。段々と過ごしやすい季節に変わってきています。その季節の変化の中で少しづつ秋を感じている子どもたち。蝉を見つけたときは、「せみさん元気ないね。」「もう寒くなってきたから、死んじゃうのかな。」と心配する声も。夏にはあんなに元気に鳴いていた蝉も、秋になるともう元気に鳴くことも、飛ぶこともできません。一人一人感じ方はそれぞれですが、生き物の命に触れたような、そんなひと時でした。

福井神社がある地域は子どもが少ない地域ですが、手作り遊具や展望台など、子どものために作られたものがたくさんあります。保護者の方から、どんどん遊びに来てください！と声をかけていただきました。地域の方の思いが感じられます。子ども達も大好きな散歩コースなので、また、足を運んでたくさん遊んできたいと思います。

まだまだこれからですが、少しずつ秋が深まっていく様子を感じ、秋を見つけることが出来ました。またお散歩に出かけ、見たり触ったり五感で感じながら、秋の自然にたくさん触れていきたいと思います。