2020年7月3日
- テーマ:
- 空・天気/人・地域/つくる
- 年 齢:
- 3歳以上児
- ねらい:
- ・友だちや保育士と一緒におばけ屋敷に行く。(3歳児)
・おばけ屋敷に興味をもち年長さんとのふれあいを楽しむ。(4歳児)
・ちいさい組さんと一緒に遊ぶことで思いやりの気持ちを育む。(5歳児)
おばけの絵本が大好きな年長さん、お化けごっこが始まると「小さい組さんを呼んで遊ぼう。」「どんぐり広場(子ども達が名付けた山のスペース)に作ろう。」と決めて自分達で工夫し考えて準備を進めてきました。小さい組さんが来てくれるのを楽しみにしています。
おばけに変身して準備万端。少し雨が降っていますが、生い茂った樹々の青葉が大きな傘になり全く雨が当たらず、天の神様も見守っているようです。
おばけ屋敷への道順が分かるように矢印で知らせます。
小さい組さんに楽しんでもらおうと年長さんが考えた輪投げと一反木綿の的当てゲームです。輪投げの輪は、木の枝を和にして作り、一反木綿の顔や口は年長さんが描きました。的当てのボールは「お饅頭がいい。」と饅頭を作りました。ゲームが終わるとごほうびとして、お化けの腕輪のプレゼントがあります。全て子ども達が自分達で作り上げました。
おばけ屋敷の中では、おばけに変身した年長さんが、友だちと協力して作ったおばけの隠れ家に入り準備万端!!小さい組さんが来るをドキドキしながら待っています。
小さい組さんが来たかな? おばけ屋敷の中から覗いています。気分も最高潮となります。
園では、年中組のぱんださんがおばけ屋敷へ出発です。ドキドキと不安な気持ちのぱんだ組さんです。
おばけ屋敷に到着!!無言で様子を伺いゆっくりゆっくりと進みます。まず最初は輪投げと的当てを楽しみます。雰囲気に慣れて来た子ども達は黒のカーテンの中へ入って行きます。
年少組のうさぎさんがドキドキしながら、山を登って来ます。
この環境に不安な年少さん。でも年長さんが「饅頭投げてごらん。」「輪投げはこうするんだよ。」「どの腕輪が良い?」等声をかけてくれることで勇気が出ます。
お化け屋敷も終わりました。小さい組さんも楽しんでくれて満足な年長さんです。自分達が使った道具を持って下山です。最後まで責任を持って頑張ります。
年中さんが、おばけ屋敷への山道を登っていると矢印を発見!「矢印があるよ。」「こっちに行けばいいんだよ。」と矢印の方向へ進みます。
「おばけだぞー。」と脅かす年長さん。とても優しいおばけです。
「捕まえた」
「うらめしやー」とおばけになりきって脅かす男の子。
「何か怖いね。」「入ってみようかな。」「真っ暗だね。」
「この輪をこうやって投げてごらん。」「どうぞ。」と声をかける年長さん。
年長さんが友だちと相談し準備したおばけ屋敷・・・・協同することで達成できた活動です。目的が達成でき満足な年長さん。年長さんの凄いパワーを感じ友だちとのつながりも深まりました。
一人で勇気を出して進む年中さん。年長さんのおばけ屋敷だけど、年長さんがおばけだとは思わない。でも遊びたい気持ちはあり何回も繰り返しおばけ屋敷に入り楽しめた年中さんです。年長さんと関われる活動をたくさん経験することで来年度へとつながっていくことでしょう。
異年齢での活動に参加するのは、今年度初めての年少さん。おばけ屋敷へ恐る恐る進みます。様子を伺いながら・・・・現実と空想の世界の区別がない年少さん。大好きな年長さんの声かけに興味をもち入っていきます。おばけ屋敷から出て子ども達の顔からは不安な様子はなくなっています。次の日「おばれ屋敷に行きたい。」と言い隠れ家へ行きました。「おばけいないね。」話しながら隠れ家で遊びます。これからも楽しい遊びがあることを知り、友だちや保育士と一緒に遊ぶのは楽しいと感じ欲しいと思います。