植物・生物 人・地域 食 今日の給食から*ひなまつり*

2018年3月2日

テーマ:
植物・生物/人・地域/食
年 齢:
全クラス
ねらい:
ひなまつりの行事やそれににまつわる食べ物を知り、みんなで楽しく食べる。

活動内容

明日は3月3日ひなまつりです。

当日は休日のため、今日保育園ではひなまつり会を行いました。

給食では、少し早いのですが、3月1日から2日にかけてひなまつりにちなんだメニューを提供しました。

まず、3月1日のおやつに

「甘酒ミルクプリン」と「ひなあられ」を提供しました。

甘酒ミルクプリンはノンアルコールの甘酒と牛乳を同量混ぜて、砂糖を加えて、アガーという海藻由来の凝固剤を使って固めた、ほんのり甘酒の風味がする牛乳かんです。

甘酒を知らない子も多く、中には「変わった味がする・・・」と言っていたり、少し苦手そうな子もいましたが、

年長さんはおかわりもして食べてくれていました。

 

前日、子どもたちにはひなまつりにまつわる食べ物のお話をしました。

年長さんはひなあられを食べながら、

「今日のひなあられには秋と冬のひなあられが入っていたよ」と昨日話したひなあられの色が春夏秋冬を表しているという話を覚えていてくれていました。

 

おやつの後には、はまぐりの貝合わせの話に興味を持ってくれた年長さんがすぐに食育コーナーに遊びに来てくれました。

「本当だー!」

「ぴったり合った!」

「先生、結婚してないの?」と気を遣ってくれた年長さん。ぴったり合った貝をたくさんくれました。

 

3月2日、今日はひなまつり誕生会です。

給食のメニューもひなまつりにちなみ、

「鮭のあられ揚げ甘酢あんかけ」

「キャベツの梅和え」

「菜の花のすまし汁」

「ひなまつりゼリー」です。

 

「この魚のまわりの白いのは何?」

道明寺粉と言って、関西風の桜餅に使われている、もち米を蒸してから乾燥させて砕いたものです。

油で揚げることでおかきの様な食感になります。

もち米だよと説明すると、

「えー!?昨日のおやつのひなあられを砕いたのかと思った!」

とメニュー名から、想像してくれていました。

実は、メニューを考案した際はじめはそうしようかなとも思っていたので、ちょっとびっくり。

 

「おかわりしよう!」

何をおかわりするの?と聞くと

「ひみつ!」と言いながらもらってきたおかわりは、

鮭のあられ揚げをもう一切れ!たくさん食べてくれていました。

 

昨日のおやつの際に、今日の汁に菜の花が入ることを説明していたので、

「菜の花あったよー!」 「お花の形の麩もあったよ」

星の形の麩も少し、給食室の在庫にあったので、給食の先生がおまけで入れてくれていました。

「全然苦くないよ」

みんなすまし汁の中の春の具材を探しながら楽しんで食べていました。

 

そして、今日のおやつは、

お雛さまとお内裏さまの飾りが可愛らしいいちごのショートケーキでした。

みんな可愛らしいケーキに嬉しそうな様子でした。

中には、「最後に食べるんだ」とお雛さまとお内裏さまを大事そうにとっておく可愛らしい姿や、

お雛さまだけを最後に残して、

「女の子のお祭りだから、お雛さまは最後に食べるんだ」

とそれぞれに今日1日、食べ物からもひなまつりを楽しみました。

 

 

 

子ども達のきづき

「お雛さまを見ながら食べる給食はいつもよりもおいしい!」

ひな飾りを見ながら3〜5歳、みんなで一緒に食べた給食はいつもと違ってまたおいしいね。

 

「このお魚のおかず、冬のひなあられがついているみたいだね」

「今、冬だから?」

ひなあられの色の由来を覚えてくれていました。

暦の上ではもう春ですが、まだまだ雪遊びが楽しめる信濃町。

外の景色はまだまだ冬です。

 

この菜の花、こうやって水に入れておいたら花が咲くかなあ。と聞くと、

「大丈夫!春になったらちゃんと咲くよ!」

信濃町にも春があともうちょっとで来てくれるかな。

 

ひし餅の形のゼリーを見て、

「真ん中の白いところ、白酒かなあ」

行事食を楽しみながら食べてくれていました。

 

 

 

 

 

事例に対する保育者の思い

食べ物を通して季節の文化を伝えることは、子どもたちにとって興味をもってもらいやすく、印象に残りやすいのではないかと感じています。

行事食もただ食べるだけでなく、由来を知ったり、実際に食材に触れてみたりすることで、よりいっそう食事が楽しい時間になるように、食育活動を子どもたちと一緒に楽しみながら進めていきたいと思っています。

しなのちょうりつかしわばらほいくえん 信濃町立柏原保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 柳澤 美香
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1963.7.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1305 上水内郡信濃町柏原2571-1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-3740 
FAX : 026-255-3740 
MAIL : kasiwa-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 30人 3歳児 : 25人 4歳児 : 25人 5歳児 : 25人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ