2025年11月11日

テーマ：

植物・生物／人・地域／食

年　齢：

3歳から６歳

ねらい：

地域の方と関わり教わりながら蕎麦の脱穀を体験しよう！

この日はどんより曇り空でしたが、雨が降る前に！と午後から岡井さんが来てくださり、先日収穫してはざかけしておいたお蕎麦の脱穀を行いました🍜
この日は以上児が4名と少ない日でしたが…上手にできたでしょうか？

まずは岡井さんからやり方を伝授していただきます🤔
「こうやって、下に実の落ちた藁を敷いてやるとクッションになるんだ。そうして、下からこの棒で叩いていくと実が落ちるで、やってみて！」
早速年長すいかさんが作業開始！

教わった通りに…バシバシバシ‼️

ブルーシートに土が入らないように端を折りたたむのもポイント！

目を覚ました年中りんごさん、年少ばななさんも参加！
叩くとポロポロと黒い実が落ちていきます。
これがぜ～んぶとれるまで時々藁を回しながら繰り返し繰り返し叩いていきます。

「畑に蒔いた種と同じだ～😮」
ちゃんと夏に蒔いた種のことも覚えていて気付いた子ども達！
そして綺麗に実が落ちた藁を持ってみると
「あれ⁉軽くなってる😯」
それだけしっかり実っていたってことですね！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなで頑張って脱穀終了！
でも実と共に葉っぱやゴミも一緒に混ざってる…
これはどうするんだろう？
「手で取るのかな～⁉」と不思議そうに見ていましたが…
実は‼️ここからが岡井さんによるマジックショー⁉️の開演なんです😆

まず、みんなでシートを持ち上げて実を集めます。

 

 

そして「篩（ふるい）」で大きな葉や茎を取り除きます。
「この葉っぱも売れるんだぞ！」
「え⁉食べられるの？」
「これを粉末にして饅頭なんかに混ぜてそばの風味をつけるんだよ！」
「へ～😯😯😯」
これには子どもだけでなく大人もびっくり‼️
お蕎麦って無駄なく使えるんですね～😀😀

 

 

篩にかけたら次は「箕（み）」を使います。
岡井さんが箕を上下に振るうと…
フワッ💨フワッ💨と細かな葉や枝が飛び出しました！
「実が落ちてる😨😨！」
と心配する子どもに
「落ちてね～ぞ～！見てみな！」
と岡井さん。

 

 

「ホントに落ちてないの～⁉」
疑り深く確認をする子ども達(笑)
しかし！
探せど探せど、一粒も実が落ちていない！
「ホントに落ちてな～い！」
「岡井さんすご～い！」
達人の技に目を輝かせる子ども達でした🤩🤩

 

 

「種だけになった～！」
「大盛になったね～🎵」
「いっぱいお蕎麦食べられるかなぁ⁉」
「おぉ！7㎏ぐらいあるでな、2杯でも3杯でも食べられるぞ！もうツユも仕込んであるでな！」
こんなやり取りからもいつも関わってくださっている方への親しみの気持ちが感じられる会話でした！😊

 

 

 

 

「たくさんあるね～。」
「重いのかな～？」

 

 

 

 

 

「みんなで持ち上げてみよう💪」
「おも～い💦」

楽しそうに持ち上げる子ども達でしたが、こぼす前に袋の口を封印(笑)

 

 

「岡井さんの軽トラまで運ぼう！」
みんなで力を合わせて最後まで頑張りました！
やっぱり食欲が１番の原動力(笑)

今後、さらに細かなゴミや石を取り除き、粉にしてお蕎麦が食べられるのは1月！
楽しみだね～😆😆

 

 

「畑に蒔いた種と同じだ～😮」
ちゃんと夏に蒔いた種のことも覚えていて気付いた子ども達の気づき！
そして綺麗に実が落ちた藁を持ってみると
「あれ⁉軽くなってる😯」実っていた蕎麦の実の重さを実感！

蕎麦の葉のことを聞いて「え⁉食べられるの？」

無駄なく使えることに驚く子ども達！

『箕』を使って不要なものを落とす技術に

「ホントに落ちてな～い！」
「岡井さんすご～い！」
達人の技に目を輝かせる子ども達🤩🤩

８月のお盆明けに蒔いた種が芽を出してぐんぐん大きくなりました。和田と上村で拠点を移しながら過ごしているので、生長の過程を見られない子どもさんもいましたが、さとみさん、こころさんがいつも「お蕎麦が大きくなってきたよ～！」「お花が咲いたよ🌸」とみんなに教えてくれていました。和田の園庭にも少し蒔いてあるので、そちらも見ながらみんなで生長を楽しみにしてこられました。
子ども同士で気付きを伝え合いながら、収穫、脱穀と体験を積み重ねて、子ども達の興味もどんどん膨らんできているように感じます。また、子どもの疑問や問いかけに気さくに答えてくれながら色々な「技」を見せてくれる岡井さんとのやり取りも、回数を重ねるごとに親密度が上がり、親しみをもって関われるようになってきていることを感じます。
地域の方の力をお借りしながら様々な経験を重ねて、地域と人を好きになっていってほしいと思います🎵