2025年7月24日

テーマ：

水／人・地域

年　齢：

3.4.5歳児

ねらい：

年長児：自らの企画で年下の子ども達が喜んでくれることに、達成感や喜びを感じる。
年中、年少児：友だちと一緒に年長児の企画を思い切り楽しむ。

上久堅保育園の夏祭りでの年長企画を、保育園近くの里山の「くまさんのおうち」周辺で行いました。

「くまさんのおうち」周辺には小川が流れていたり、丸太橋がかかっていたり、すべり台のような土手があったりと、自然豊かな場所です。

たくさん遊んできたこの場所で、保育園の夏祭りの日に、年長児が年下の子たちを楽しませたいと考え、準備してきた企画を行うことになりました。

1枚目の写真は、丸太橋の上に木でアーチを作り、虹のように華やかに、様々な花で飾った虹のトンネルです。

このトンネルの近くで宝探しをして、あたりが出たらプレゼントをもらえます。

2枚めの写真は、魚釣りをしているところです。

小川に、年長児が作った魚やカメやタコなどを浮かべて、お客さん（年中、年少）が竿で釣ります。

ただ浮かぶだけではなく、少しずつ流れているので、意外に釣るのが難しいのです。

最後にみんなで記念写真。

年長さん、よく頑張りました！

楽しかったね！

年長児は、年中、年少児たちを喜ばせようと、「くまさんのおうち」周辺で準備を進めます。

作った魚を小川に浮かべてみると、水が少なすぎてそこに引っかかって流れていきません。

「わかった！川を深くすれば良いんだ！」

と川底を掘って深くすると・・・

見事に魚たちが浮かんでくれました！

いつも遊んでいる自然の環境の中で、夏祭りの年長企画ができたことは本当に嬉しかった。

年長児と共に考えた企画で、年下の子ども達のために、年長児なりに考えた企画が、実際の自然の中で実現できたことは年長児の自信にもつながったし、年中、年少児の憧れの気持ちにもつながったと感じる。

まずやってみて、失敗したらなぜだろうと考えて、工夫して、またやってみての繰り返しでうまくいく方法を見つけていく。失敗しながら、でも諦めずに挑戦していくことができるのが自然保育の良いところだなと感じる。

この場所で、次はどんな遊びが盛り上がっていくのかな？とても楽しみです！