植物・生物 空・天気 人・地域 シジュウカラの巣ってすごいね!

2025年7月14日

テーマ:
植物・生物/空・天気/人・地域
年 齢:
3歳から6歳
ねらい:
・シジュウカラの巣箱の中を見たり触れたりしながらシジュウカラの生態について興味を持つ。
・地域の人の温かさに触れる。

活動内容

上村保育園の園庭の隅にある木に手造りの巣箱がかけてあります。
これは、昨年の12月 近くにある上村診療所の塚平先生が「冬の間、きっと鳥が中に入るよ」「子どもたちに見てもらいたいな」と付けてくださったのです。

春になりシジュウカラが、かわいい声で鳴き、1日に何度も巣箱を出入りするようになりました。
どうやら、巣の中には卵からかえったひながいるようです。
そんな様子を、塚平先生は毎日見に来てくださいました。
赤ちゃんがびっくりしちゃうから・・・ と木の周りでは静かに話す子の姿も。

そして、6月の初め、ひなが巣箱から出て飛ぶ練習を始め、そして何日かして巣立っていきました。

「もうシジュウカラは帰ってこないから、巣箱の中を見てみようか」と巣箱を取ってみることに。

巣箱の中を興味津々にのぞき込む子どもたち。

思わず「わぁ~!!」と声が上がりました。

子ども達のきづき

巣箱の中はどうなってる?

「苔がいっぱい入ってる!」「あ、鳥の羽もあるよ!」

「これなんだ?わぁ…死んだ虫だ!」

など、巣の中からいろいろなものを見つけました。

「ちょっと触ってみたい!…あれ?かたいなぁ」

「ホント?私も触りたい!!」

予想と違い、ふわふわではなくぎゅっと固まっていたようです。みんなで巣を分解しながら、見たり触ったり、そして時にはにおいを嗅いだりしながら・・・様々な発見をした子どもたちでした。

塚平先生から、シジュウカラの習性も教えていただきました。

 

事例に対する保育者の思い


地域の方々が、「子どもたちが喜ぶだろう」「子どもたちに見せてあげたい、経験させてあげたい」と関わってくださる優しさに日々感謝。そして、その気持ちが子どもたちに伝わっていくと嬉しい。また、自分たちが大切にされていることを感じたり、地元の良さや温かさを感じながら育っていってほしいと思う。
シジュウカラを優しく見守る塚平先生の様子から、子どもたちにも生き物を大切に思ったり親しみを持ったりする姿につながっていくのではないかと思う。また、様々な生き物への興味が広がったり、季節の変化に合わせて生き物の生活も変わっていくことを知るきっかけになったのではないかと思う。
図鑑やテレビで見て知った知識ではなく、実際に自分の目で見て、触れて、感じたことは子どもの心に強く残ると思う。そこから、さらに「もっと知りたい」という気持ちも生まれてくるだろう。実際に経験すること、体験することを大切にしていきたいと思う。

にんていこどもえんいいだしかみむらほいくえん 認定こども園飯田市上村保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 高梨 絹子
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和53年3月15日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒399-1403 飯田市上村856-18
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0260-36-2143 
FAX : 0260-36-2143 
MAIL : ns-kamimura@city.iida.nagano.jp
ホームページ http://www.iida-kosodate.net/
定員数 未満児 : 6人 3歳児 : 5人 4歳児 : 6人 5歳児 : 6人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 7:30~18:00   土曜日 8:00~12:30
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ