土 水 人・地域 つくる 木よりも高いお山が作りたいの!

2025年5月21日

テーマ:
土/水/人・地域/つくる
年 齢:
3.5歳児
ねらい:
・大きな山づくりを保育士と共に楽しむ。
・遊びを通して異年齢の友達に親しみを持つ。

活動内容

 

数日前から年少クラスの近くで、でき始めたお山。その場から砂をかき集めて少しづつ大きくなったお山でしたが、人通りも多い場所ということもあり、踏まれたり雨で流れたりして次の日には小さくなっていました。そんなお山を毎日根気よく作り続けている子が居たため、この日は保育士も入り、「よし!大きい作ろう!」と砂場から砂をたくさん持ってくることを提案してみました。一輪車にたくさん砂を入れ、よし運ぼう!!・・・・?・・・・あれ?動かない!一生懸命押しても動かず、しまいには倒れて砂が全部こぼれてしまいました。

その場面を見ていた年長児が「手伝ってあげるよ!」と力を貸してくれました。

「う~ん!!これは二人じゃないと無理だ!!」

「何作ってんの?!お山?」「一緒に作ってもいい?」「…いいよー」「俺たちで固めてあげるからたんぽぽさんは砂かけてよ!」

年長さんが入ってくれ、役割分担をしてくれました。何度も砂を運び、どんどん高くなっていく山に年少さんは大喜び!「あの木よりも高くしたいんだよ!」「えー?!それじゃあ富士山じゃん!」会話も弾みます。

山づくりを楽しんだ子たちではい、チーズ♡(カメラ構えたら走ってきてくれる子もいました(笑))

子ども達のきづき

砂を一輪車で運ぶ場面

どんどん砂を入れて、満タンになったところでさて、出発!

「ん?!あれ?!動かん!」「だめだ!これ倒れちゃう!」年長2人組が押しても引いても動きません。どうするかなーと見守っていると…。

「○○ちゃん!そっち持って!」「あ!そうか!二人で持てばいいのか!」

年長児にもなると力を合わせればできる事がわかるようになるんですね。

山づくりの場面にて

年少がどんどん砂をかけて年長が手で固めていくと、またまた年長さんが面白いことに気づきました。

「ねぇ、山の下に大きな石だけが溜まってるよ?何で?」

山のてっぺんから砂をかけていく中で、大きめな石が流れ落ちて下に溜まっていることに気づいたのです。この時保育士はうまく説明ができませんでしたがこれからの山づくりをしていく中でいつか解決していけるといいなと感じました。

 

 

 

事例に対する保育者の思い

・年少からスタートした山づくりでしたが、砂場ではなくクラスの目の前で作り始めた山ということもあり、ほかの学年の子ども達の目に留まりやすかったのかなと感じます。

・年長が入ると山が高くなっていくスピード感が増し、年少にとってはそれが面白く感じたのではないか。その様子を傍から見ていた子もおり、気づくと何人も集まってひとつの山を作り上げました。年長が入ってくれたからこそ体験できるおもしろさがあると感じました。

・保育士の力が必要なこともありますが、年長児が張り切って手を貸してくれる場面では一歩引いて様子や子どもの言葉を大切に見守っていきたいなと感じる遊びでした。

にんていこどもえんいいだしかわじほいくえん 認定こども園飯田市川路保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 宮崎 千保子
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和43年6月1日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒399-2431 飯田市川路3467-2
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265-27-3202 
FAX : 0265-27-3202 
MAIL : ns-kawaji@city.iida.nagano.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 15人 4歳児 : 15人 5歳児 : 15人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 7:30~18:30
延長保育の有無 要問合せ
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保育者募集 要問合せ