植物・生物 迷子のオニヤンマ

2023年9月29日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
3歳児
ねらい:
・身近な生き物に興味関心をもつ
・オニヤンマを見たり触れたりする中で興味関心をもつ

活動内容

ある朝のこと

「トンボがいる」と子どもたちの大きな声!

あわてて子どもたちがいる廊下に行ってみると、園舎に入って出られなくなった大きなオニヤンマが窓辺でバタバタしていました。

 

 

 

 

 

 

そ〜と捕まえて子どもたちに見せると

「わぁ、大きいね」 「見せて」とみんなが集まってきました。

「さわらせて」「もってみたい」「ねぇ、どうしてお部屋にいるの?」などなど興味津々です。

指をチョキにして羽を持つことを知っている子もいました。

部屋に入って何やらブロックで作り始めた子もいます。

「先生見て!ブロックでオニヤンマつくったよ」

ブロック遊びが好きな子が、早速大きなオニヤンマをブロックで作って見せてくれました。

「わぁ、見せて」 「すごい」

みんなに褒められて嬉しそうです。

「そろそろ、お家に帰りたいよね?」

「バイバーイ」「またきてね」

元気に手を振りお見送りをする子どもたちでした。

 

子ども達のきづき

「目が緑色だよ」

「先生はどうしてお腹を持っているの?」

「羽をずっと持っていると、羽が汗で濡れて飛べなくなっちゃうからだよ」

「動かないでじっとしてるね」

次の日、トンボの本を見つけた子どもたち。

「あ!昨日のオニヤンマがいる」「同じだね」

後日「あ!靴下にオニヤンマがいる」と友達の靴下の模様を発見!

「この前来たオニヤンマと同じだね」と嬉しそうに見ていました。

事例に対する保育者の思い

大空を自由に飛んでいるトンボ。3歳児ではなかなか捕まえることができません。

今回はオニヤンマを観察したり触ったりする貴重な経験ができました。

実際に近くで見たことで創造力を刺激しブロックを使ってオニヤンマをつくる子もいました。

それを友達に認めてもらえたことはとても嬉しかったと思います。

友達と一緒にオニヤンマを見たことで、みんなで同じイメージをもつことができたからこそ

認め合うことにもつながったのだと感じます。

子どもたちの発見やつぶやきを大切に受け止め、その時にしか味わえない経験を逃さず楽しんでいきたいと思います。

 

あづみのしりつあかしなみなみにんていこどもえん 安曇野市立明科南認定こども園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 水谷 さとる
運営法人 安曇野市
運営法人代表者名 安曇野市長
園の設立日 1976.4.1 
認定日 2015.10.13
区分 認定こども園
住所 〒399-7102 安曇野市明科中川手2924-2
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-62-3955 
FAX : 0263-62-6225 
MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp
ホームページ https://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/
定員数 未満児 : 18人 3歳児 : 40人 4歳児 : 50人 5歳児 : 50人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ