植物・生物 水 つくる 何でだろう?不思議な朝顔の色水

2023年7月25日

テーマ:
植物・生物/水/つくる
年 齢:
4歳児
ねらい:
育てた朝顔の花びらを使って色水を作ることを楽しんだり、色の変化に興味を持ったりする。

活動内容

夏ならではの遊びを思いきり楽しんでほしいと願い、

「アルプスウォーターランド」と名付けた園庭で様々な水遊びを楽しんだ子ども達。

楽しかった泡風呂(石鹸を入れた水を泡立てて遊んだ)を「お母さんに見せたい」という思いから

大切にペットボトルにくんで取っておきました。

次の日、「これにきれいな色をつけたいな」

「どうやって色をつけようか?」

「あっそうだ!!いい考えがあるよ」

「朝顔の花を入れてみようよ」

春に植えた朝顔はまだ沢山咲いていません。

ペットボトルの中に3つ入れた子もいれば、ひとつだけという子もいます。

「あれ〜!?色がつかない」

「なんで?」「ふってみよう」

ペットボトルをふってみますが変化はありません。

「なんで?」と不満そうな顔。

一方、花を3つ入れた子はほんのりと色がかわったような…。

「ちょっとピンクになったかな?」

ビニール袋で作るのとは違い、

花びらをうまくすりつぶせないからだろうか?

水に対して花が少なすぎるからだろうか?

保育士はそんなことを考えましたが答えが出ません。

そのまま取っておくことにしました。

子ども達のきづき

夕方、迎えに来たお家の方にペットボトルに取っておいた色水を見せようとした時…。

「あれ!?青くなってる。ピンクだったのに!!」

「ぼくのは紫になった!!」ずいぶん時間が経ってから色がついたことに驚いていました。

また、同じように作ったはずなのに、それぞれ違う色になったことも不思議だったようです。

「何色(の花を)入れたの?」

「私ピンクと白」

「私は紫」「へぇ〜」とペットボトルに入れた花の色にも興味をもっていました。

普段から身近な植物で色水遊びを楽しんでいる子ども達ですが、

同じ朝顔の花でこれだけ様々な色水ができたのは初めてです。

子どもたちの驚きと喜びはとても大きかったです。

事例に対する保育者の思い

後から調べると、朝顔の花の色素が石けん水(弱アルカリ性なのだそうです)に反応して驚くような色の変化があったのかもしれません。

興味を持ったこと、不思議に思ったことを遊びの中でくり返し試したり、絵本・図鑑等で調べたりしながらこれから様々な発見をしていけたらと思います。

子ども達まだ知りませんが、いつか朝顔の秘密にたどりつく時がくるといいいなぁと感じています。

あずみのしりつあるぷすにんていこどもえん 安曇野市立アルプス認定こども園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 山﨑 美和
運営法人 安曇野市
運営法人代表者名 安曇野市長
園の設立日 1975.4.1
認定日 2015.10.13
区分 認定こども園
住所 〒399-8204 安曇野市豊科高家3259
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-72-1432 
FAX : 0263-72-1432 
MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp
ホームページ https://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/
定員数 未満児 : 21人 3歳児 : 30人 4歳児 : 30人 5歳児 : 30人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ