・天候に関係なく毎日園外に出かけ、周囲の自然や人と関わると共に自然の中で足腰を鍛えています。
・標高910mという長野市立園随一の高度地帯にある立地を生かし、戸隠独自の動植物に親しんでいます。
・かつて海であった戸隠の歴史や、国立公園に隣接していることからくる様々な自然の学びを保育に取り入れています。
2025年7月1日
前日から降っていた雨がやんだので雨上がり散歩へ。
春からクラスで何度も散歩へ行き、オタマジャクシやカエル、イモリなどを捕まえた経験があります。
雨上がりなので、いつもより水がたくさんあり、勢いよく流れる用水路を「何かいるかな?」と見るみんな。
コンクリートの壁に苔がびっしり!
みんなで眺めているとカタツムリを発見!
「つのある!」「動いてる!」と興味津々。
↑自然と手でかたつむりを作るかわいい姿もありました。
よーく見ると苔の間に毛虫やシャクトリムシ、 テントウムシなど生き物がたくさんいました。
「ここ涼しいね」「トンネルみたい」夏でもとても涼しい道。
とがくし保育園では「ひえひえの道」と呼んでいます。
「ひえひえの道はかたつむりが住んでるんだね」「かえるも住んでるんじゃない?」
友達と話しながら、坂道を上がっていきます。
「この匂い何だろう?」「くさいかも・・・」
しばらく行くと、不思議な匂いが・・・。
匂いを辿っていくと
戸隠名産 蕎麦の花がたくさん咲いていました。
「蕎麦の花、こんな匂いなんだ」とびっくりするみんなでした。
鳥居と蕎麦の花の前でゆっくり過ごしました。
雨上がりには、水がたくさんあることや普段よりも流れる水の勢いが強いことを知りました。
湿った苔の中には、かたつむりだけでなく、たくさんの生き物がいることに気づきました。
身近に咲いていた蕎麦の花は、近づいて嗅いでみると独特な匂いがすることを体験しました。
春から継続してきた散歩。
毎回新しい発見がある散歩では、子ども達が興味を持ってじっくりと観察したり、
友達と同じ物を見つけようと探したりと子ども達のやりたい気持ちが膨らみます。
散歩を通して気づいたり発見したりしたことを遊びに取り入れて楽しめるようになって欲しいと思っています。
これからも四季を通して戸隠の自然を発見することを楽しんでいきたいです。