・自然に囲まれた園舎の西側には“ろんでん沢”があり、自然や人に関わると共に身体を鍛えます。
・中山間地の小規模園ならではの特徴を生かし、異年齢で関わりながら自然に遊びます。
・保小中高が連携し、それぞれの児童生徒職員が交流して互いの理解を深め、継続的・発展的な教育展開を行います。
2022年6月16日
「どうしたらおたまじゃくしつかまえられるかな」じぶんたちで一生懸命かんがえたよ。年中さんの時はつかまえられなかったけど、年長さんになったらつかまえられたんだ。「さっと手をうごかす」「静かにまつ」つかまえることができてうれしかった!
たんぼの持ち主のTさんに「捕まえにいってもいいですか」って手紙を書いたら「稲が少し大きくなったらいいよ」と返事をもらえたよ。Tさんに応援してもらえてうれしかったな。
昨年度、経験したTさん宅の田んぼでのおたまじゃくし捕まえ。昨年は「できない」「やって」と捕まえられなかったのですが、今年は「どうしたら捕まえられるか」「どんなものを使えばいいか」「どうつくるのか」クラスでみんなで話し合い、いざたんぼへ!
道路の向こう側から手を振り子どもたちの到着を待ってくれていたTさん。一人一人とハイタッチで歓迎してくれました。また以前、子どもたちが出した手紙を大切に持っていてくれ「うれしかったよ」と話してくれました。子どもたちがペットボトルを持っているのを見ると柄杓で水を汲んでくれたり子どもたちが捕まるのを嬉しそうに見守ってくれていました。
自分たちで工夫して作った「秘密兵器」でオタマジャクシを次々と捕まえ「捕まえた!」と大きな歓声が田んぼに響きました。昨年は捕まえることのできなかったのですが、今年は大漁!子どもたちの成長を感じました。夢中になっていると靴が汚れたり、田んぼに足が入ってしまったり。そんな子どもたちの姿をみてTさんが足や靴下、靴を洗ってくださり子どもたちは無言でしたが温かいTさんの気持ちを感じているようでした。
自分で捕まえられた満足や自信を感じている子どもたちでした。