2025年11月27日

テーマ：

人・地域／食／つくる

年　齢：

3～5歳児

ねらい：

・日頃から食べているものを作ってくれている人々や環境に感謝の気持ちを持つ。
・調理に関わり、食材に関心を持ったり食べることを楽しみにする。

シャインマスカットを地域の方からたくさん頂いた年長さんたち。嬉しくて嬉しくて、どうやってお礼を伝えようか？と相談しました。
「プレゼントや手紙をあげたい」「ご飯を一緒に食べたいな」「お料理してあげるのはどう？」「カードゲームとか一緒に遊びたいな」

それじゃ、収穫祭にお世話になっている地域の方をお呼びしよう！早速お手紙を書こう！プレゼントは、ブドウやリンゴがいいね…と少しずつ準備を進めてきました。「お客さんが喜んでくれるかな」という気持ちでワクワクしながらプレゼントを作っていました。

いよいよ、当日。クッキングに挑戦。年長さんは、具だくさん汁の大根を包丁で切りました。

年中さん年少さんは、人参の型抜きに挑戦。もう、エプロンをつけてウッキウキです✨

その後は、お客さんに歌やダンスを見てもらい、『いいだ食育すごろく』で一緒に遊びました。やり方は年長さんがリードしてくれました。

さあ、いよいよ会食です。本日の献立はサツマイモご飯、具沢山汁、お浸し、リンゴ2種の食べ比べでした。

大勢で一緒に食べるとおいしいね。さっき一緒に遊んでもらったので余計に会話も弾みます。

未満児さんも、初めての会食に参加。「もぐもぐ…」といっぱい噛んでおいしそうに食べていました。

・りんごやシャインマスカットをくれたり届けてくれたりする人にプレゼントや手紙をあげたい。

・大根を切った時、大根切ったの初めてだよ。結構かたいなぁ。

・人参の型抜きをすると自分の好きな型を選んで、人参にぎゅっと当てていました。けっこうかたい。いろんな形になって嬉しい。

・食育すごろくのカードを見て、この野菜知ってるよ、この野菜好きなんだ。

・みんなで食べるとおいしいね！

年長さんを中心に計画してくれた収穫祭。来てくれたお客様が喜んでくれるようにといっぱい考えて準備も頑張ってくれました。嬉しそうなお客様の顔をみて、嬉しそうでした。三穂地区には、子どもたちのためにと、果物狩りやお米作り、味噌作りを体験させてくれたり、実際に食べさせてくれたり、教えてくれたりする方々が多く、本当にありがたく思います。子どもたちはそういう大人に身近で触れ親しみを持ったり、体で感じ取って大きくなっています。
子どもたちが大人になった時、自分の育った場所って素敵な所なんだなと、きっと感じてもらえると思い、地域の方々には感謝でいっぱいです。

食育すごろくをきっかけに、さらに食に関心を持ってくれると嬉しいなと思います。また、調理の経験から、いつも食べているご飯を作るのって大変なんだ、感謝して食べようという気持ちにも繋がってほしいです。