植物・生物 水 空・天気 カエル祭りだ!カエルつかまえ隊!

2022年7月6日

テーマ:
植物・生物/水/空・天気
年 齢:
以上児 3歳児 4歳児 5歳児
ねらい:
・雨上がりの園庭でカエルを見たり触ったりすることを通して生き物に親しむ。
・カエルを飼育し命があることに気付き大切にしようとする。

活動内容

雨が降った次の日、園庭にはしっとりと濡れた芝生やシロツメクサが広がっていました。

すると、足元からピヨンと跳ねる生き物が!

「カエルだ!」「こっちにもいたぞ!」

「捕まえよう!」

シロツメクサの上をたくさんのカエルが跳ねていました。

大喜びでカエルを捕まえる 子ども達。

「捕まえた!」「見て!」

捕まえたカエルを大切そうに見せてくれました。

「私、カエル、触れないの」と言っていたお友達も,

眼の前を通り過ぎていくカエルを見て、つい、手が出て‥‥‥

「捕まえちゃった!」と誇らしげな笑顔。

手の中に大切に持ちすぎて、温まってしまったカエル。

大切なカエルの一大事!‥‥と、

慌てて、缶バケツに水を入れてその中にカエルを泳がせてあげていました。

捕まえたカエルへの愛着は皆、同じ。

大切そうに飼育ケースを抱える姿がありました。

中には27匹も捕まえたツワモノも!

沢山のカエルに「カエル祭りだね!」

「カエル祭りだ♪」と歌い出す子も!

夢中になってカエルを捕まえる姿が園庭のあちらこちらで見られました。

さて、捕まってしまったカエル達の運命はいかに‥‥。

 

子ども達のきづき

カエルを捕まえてとても嬉しそうだった子ども達。

大切そうに眺めている姿がありました。

中には触りすぎて苦しそうなカエルの姿も‥‥。

そんな姿を見ていた年少の男の子。

とっても迷った後、捕まえたカエルを逃すことにしたようです。

でも、やっぱり、逃した後も葛藤が‥‥。

大切なカエル、本当はもっと手元に置いておきたかった。

でも、カエルさんが苦しいのはかわいそう‥‥。

様々な葛藤があったようです。

 

給食後、一人の年長さんが園庭のミニ田んぼにカエルを逃していました。

田んぼの中をスイスイと泳いでいくカエル。その姿を見守る年長さん。

これまでに何度も捕まえ、中には死なせてしまったこともあったからこその決断かなと思いました。

カエルを捕まえながら多くのことに気付いている姿がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

事例に対する保育者の思い

「カエル祭りだ!」という声が子ども達から上がるほど、沢山のカエルが園庭を跳び回っていました。

カエルを苦手だと思っていた子も思わず捕まえてしまうほど、カエル達の存在は子ども達を夢中にさせました。

手の平にカエルの動きを感じながら、カエルの命を感じている子ども達。

動かなくなったカエルを見て気付くことも多くあったようです。

様々な葛藤を感じながらカエルの命も大切にしたいと願う姿に子ども達のカエルの命と向き合う真摯な姿を感じました。

カエルは乾燥や暑さが苦手なことや、カエルを触った後は手をよく洗うことなど、今回のことを通してカエルにまつわる大切なことも学び合いました。

 

 

‥‥それにしても、園庭にミニ田んぼがあって良かったです!

 

 

 

あずみのしりつありあけあおぞあらにんていこどもえん 安曇野市立有明あおぞら認定こども園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 小林 幹子
運営法人 安曇野市
運営法人代表者名 安曇野市長
園の設立日 2009.4.1
認定日 2015.10.13
区分 認定こども園
住所 〒399-8301 安曇野市穂高有明9511
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-84-5020 
FAX : 0263-83-8767 
MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp
ホームページ http://www.city.azumino.nagano.jp/kurashi/kosodate/hoiku/renrakusaki/ninkahoikuen.html
定員数 未満児 : 21人 3歳児 : 40人 4歳児 : 40人 5歳児 : 40人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ