2020年6月18日

テーマ：

土／人・地域／つくる

年　齢：

５歳・４歳・３歳

ねらい：

・土の感触を味わいながら、トンネル作りを楽しむ。
・全身を使って土を掘ったり、運んだりする。
・友達や職員と協力し、崩れないよう工夫しながらトンネルを作る。

園庭の真ん中に築山ができました。

始めは登ったり、滑ったりして楽しんでいた子どもたちでしたが、

しばらくすると・・・

ひとりの子どもが「ここにトンネルつくろよ。」と提案。

さっそくシャベルを持った子供たちが集まってきました。

「だんだん大きくなってきたね。」

もちろん職員も一緒になってトンネル掘りをします。

「ねぇ、先生のシャベル届いた？」「来た来た。トンネルできたよ。」

「すぐ土が落ちてきちゃうから、こんなのどうかなぁ？」

すぐに崩れてきてしまうトンネルに職員も園内を探し回り、道具を持ってきてみました。

「先生。通れるよ！」「いい感じ～。」

「あぁ～、先生やっぱりだめ。崩れた～！」

何回もチャレンジしたのですが、やっぱり崩れてしまいます。

「疲れちゃったねぇ～。」

昨年、保護者のお父さんにいただいた防水された段ボールの筒があったので、それを使ってみることにしました。

「これならくずれないよね。」「いいねぇ・・・！」　さっそく掘った穴に入れてみますがなかなかうまく入っていきません。

「早く入って遊びたいなぁ。」と子どもたちも職員も一緒になって工事を進めています。

・トンネル掘っていくけどすぐ崩れてきちゃうね。

・ひとりだと大変だけど、お友達や先生といっしょだとうまくいくね。

・砂場の砂とはちがう感じがする。

・子どもたちの遊びが広がっていくことを期待して園庭の真ん中に築山を置いてみると子どもたちはさっそくトンネル作りに夢中になった。

・トンネルを掘りながら土が崩れてしまうことを知り、どうしたら崩れなくなるかを工夫していくことを願いながら活動を進めていたが、今回は筒を使うことで子どもたちにとっては出来上がりの満足感を味わうことができた。次回は水を混ぜたり、たたいてみることで土が固まることや変化もみてみたい。

・少人数の子ども達だけでは難しいトンネル掘りを職員も一緒になって道具を探したり、掘り進めたりすることで、子どもたちの思いを感じながら職員自身も楽しむことができいい体験だったので、今後もつなげていけるようにしたい。