2025年12月5日

テーマ：

植物・生物

年　齢：

３歳児　４歳児　５歳児

ねらい：

・５感で自然のものを感じて見たり触れたり匂いを嗅いだりすることを楽しもう。
・森と友達になろう。

１０月２７日(月)　バスに乗って、ハッピーマウンテンへ出発。今回はハッピーマウンテンにある、自然のものを使った「ネイチャービンゴ」を行いました。早速、幸山さんのお話を聞きました。

幸山さん　「今日はみんなで探して見つけて触れるものは触ってみようという会です。目的はみんなに森と友達になってもらいたいと思っています。森と友達になったらお母さん、お父さんに学んだこと、知ったことをぜひ伝えてほしいと思います。」

幸山さん　「グループでどれを探しに行くのか話し合って決めて下さい。」

「幸山さんが面白いポイントを説明するので、ぜひ覚えて帰ってください。」

子ども達　「はーい！」

グループに分かれて早速、ハッピーマウンテンの探索を楽しみました。

早速、何かの骨を発見！！

子ども達「わ～！ほねだ！」「なんのほね？」

保育士「よく見ると歯も残ってるね！」

子ども達「ほんとだ！！」

幸山さんに聞いてみると、牛の骨ということが判明！

始めは近くまで行ってみるだけだったのが、慣れてくると手に持つ子もいました！

歩いてすぐに白くてフワフワの植物も発見しました。

幸山さん　「これはキク科の植物です。さわってごらん。」

子ども達　「フワフワ～！」

「きもちいい！」

「タンポポみたい！」

ビンゴのカードと照らし合わせて、絵と同じフワフワの植物を見つけ、喜んでいました。

坂道を登っていくと、大きなうんちを沢山発見する子ども達。

子ども達　「わー！でっかいうんち！」

「くさーい！」

「うしさんのうんちかな？」

「こっちにもあるよ！」

昨年もハッピーマウンテンに来ているクラスの子ども達は、すぐに牛のうんちだと気が付いたようです。

うんちの次は、あちこち自由に動き回るニワトリに興味津々。

子ども達　「おおきさがちがうね」

「こっちはかむよ」

幸山さんがひよこを何羽か小屋から出してくれて、触らせてくれました。ひよこを触っている時は大きな声を出してびっくりさせることのない様に小さな声でしゃべる子ども達。

子ども達　「あったかい…」

「かわいい…」

小さなひよこに触れ、にこにこで伝える姿がありました。

ビンゴの植物が全て揃った所で、ナメコの収穫体験もさせてもらえました。

保育士　「収穫したキノコは給食に出してもらえるよう、給食の先生に話をしてみようか？」

子ども達　「うん！」「やったー！」

給食に出してもらえることを楽しみに園に持ち帰りました。

秋のハッピーマウンテンで、色々な植物を見つけて触ってみたり、動物の骨やうんち、生き物等を見たり、触れたりと満足感いっぱいの子ども達でした。

・チクチクやフワフワ等の色々な感触の植物もあったこと。

・虫が食べることで面白い形になる葉っぱもあること。

・ハッピーマウンテンには牛やシカの動物の骨が転がっていて、オスには角があるということ。

・山の斜面には牛の大きなうんちやどんぐりが沢山落ちていたこと。

・クロモジの葉っぱはいい匂いがすること。

・ニワトリは触ろうとして近づくと、すぐに逃げること。

・どんぐりは根っこから芽が出てくること。

・シカだと思っていた骨が牛だったこと。

行きのバスの中で、ビンゴカードの絵を見る時間を作ることで、「ふわふわってなんだろうね。」「だれのうんち？！」「ほねみたい！」等と自由に言いながら、ハッピーマウンテンには何があるのか、想像を膨らませ、期待と楽しみな気持ちが高まっていました。グループは３つ(運動会の時と同じ)に分けることでスムーズに探索が楽しめたと思います。また、帰りにはしいたけやなめこ等の収穫体験をさせていただき、子ども達は夢中で収穫を楽しんでいました。収穫したナメコは給食で出していただき、子ども達が給食の食材に関心をもって食べる姿がみられ、良い経験ができました。自然がいっぱいのハッピーマウンテン、今回は秋の自然をたっぷりと見つけて楽しみました。今度は他の季節にも行って、色々な発見を楽しみたいな、と思いました。