2025年9月30日

テーマ：

土／植物・生物／水／空・天気／人・地域／食

年　齢：

５～３歳児

ねらい：

・稲刈りの仕方を知り、安全に刈ることができる。
・稲刈りの作業の大変さを味わい、収穫を喜ぶ。
・地域の方に親しみを持ち関わる。

曇り空の下、今年も田んぼの先生、JAの方、まちづくり副会長さん、農業振興委員の皆さん、保護者の皆さんにお世話になり稲刈りを行いました。

年長さんは事前に雑草を使って稲刈りの練習をしました。初めて使う稲刈り鎌にちょっとドキドキです。

そしていよいよ田んぼに入って稲刈りです。

初めにJAの高田さんが稲の持ち方鎌の使い方のお話をしてくださいました。

雑草を刈ったときのことを思い出してか、真剣に聞いています。

そして、いよいよでの稲刈りがスタート！「がんばるぞ～～～！」

応援に来てくださったおうちの方にも手伝ってもらって刈っていきます。

少し慣れてくると、自分達だけでもザクザクといい音を立てて刈っていきます。

こども達と保護者の皆さん、地域の皆さんの力で稲刈りはどんどん進んでいきます。

毎年恒例になっている川路保育園の稲刈り、地元のメディアも取材に来ています。

刈った稲は職員や地域の方が束ねて、年中さんや年少さんが運びます。

「ちいちゃくたって力持ち。」はざにもどんどん稲が掛かっていきます。

皆で力を合わせてがんばりました。

大変だったけど、そのぶん達成感もいっぱいです。

・鎌を使うとき、気を付けないと手が危ない！

・稲をぎゅっと持ってないと刈れない。

・稲と違う、草がいっぱいある。

・ザクッて刈れると楽しい。

・稲や草が顔に当たると痒くなる。

・いっぱいあって大変だった。

・田んぼの中がドロドロで長靴が脱げちゃった。

・運ぶの重かったけど、いっぱい運んだ。

・今年は酷暑が続き、雑草の生え方も尋常ではなく子ども達も稲と雑草を分けながら刈ることは、いつもの稲刈りと違って大変だったと思います。それでも大勢の大人の力を借りながら汗を流し頑張った姿は、子ども達の力の１つになっていると思いました。

・年長さんは、最近の遊びの中で竹馬やフラフープ、縄跳び、跳び箱に挑戦していました。グッと竹馬などを握ったり足や手の平に力を入れたりすることを繰り返していました。鎌や稲束を握ったり力を込めて鎌を引く速さや踏ん張る足腰に、日々の遊びの力が繋がっていることを感じました。

・毎年、毎回の事ですが、地域の方を始めとして、子ども達を取り巻いてくれる多くの方が温かく見守り力を貸して下さり、稲刈りのような保育園だけではできない体験をさせてもらえ、感謝の気持ちでいっぱいになります。そのような温かい思いに包まれ支えられていることを、子ども達に常に伝えていきたいと思います。