南信エリア
TEL: 0265-27-3202 FAX: 0265-27-3202
2025年6月10日
月曜日の朝、支度を済ませた子ども達は園庭に飛び出していきます。
BBQごっこ、サクランボジュース作り等々、自分の「やってみたいな」という遊びに向かっていく年少さん。
1人の年少児が2本のトヨを築山に運び溝に設置していました。もう一人やってきて水を流しました。
下方のトヨが上になっていた為、流した水は下方のトヨに流れず地中へ~。
保育士はどうするのか?と見守っていました。年少児はそれを見て、上下を逆にしました。そして水を流して確かめました。
「よし!」と思ったのか、今度は塩ビパイプを運んできました。トヨも塩ビパイプも年少児の背よりも長く、それを持って築山を登るのです。
そしてまた、水を流して流れるか確かめ、下まで流れることがわかると、ひたすら水を流して遊びました。
遠くで見ていた友だちが一緒に水を汲み流しました。
さて下流では、どんどん水が流れ、先週作った川の跡に水が流れ込み長い長い川になっていきました。堰き止めて遊んだり、水流の速さの違いや渦に気づいたり、水でドロドロになった泥で怪獣島を作ったりと、川の沿線で新たな遊びが広がりました。
さてさて、次第に遊びが下流に移ってくると、川跡の干上がった所にミミズが1匹いることに気が付きました。
「ミミズは畑が大好きだよ、連れて行ってあげたら喜ぶかも」という保育士の声に1人の年少児が、棒でミミズを持ち上げ畑に運び始めました。直ぐにスルッと落ちてしまうので、その都度立ち止まってミミズを持ち上げていました。
その子の後ろに・・・
1人、
2人、
4人、、、と、ミミズが気になるお友だちがついて行きました。
何度もミミズを落としては拾い上げをしながら、砂場を越えプールを越え芋畑を越え、畑の空き地に到着!(この距離15m位)
土の中へ入れてあげることが出来ました。
「お家に帰れてよかったね」ミミズの様子を見ていました。保育士が「畑に来たで、ついでに芋に水やってくか。喉乾いとるかもしれんで」と声をかけました。
スクッと立ち上がり走りだした年少さん達。「きっと水を汲みに行ったのだろう」と思い待っていると、やってきました。張り切って水を汲んできた年少さん達。
しかし、手にしっかり水を抱えた年少さんは、芋畑を越え、ミミズに水をかけていました💦「動かんなあ」「あ、動いた!」「水飲んどる?」と・・・何度も水を汲みに行っては水をあげていました。
たくさんの水が入ったので「ミミズさん、喜んでるよ。でももうお腹いっぱいだから、大丈夫だって」と保育士が伝えると、水やりの手を止めジッとミミズを見ていました。
・トヨと塩ビパイプを水が流れるかどうか確かめるのに、「ん、流れた」の一言!思いが詰まっている一言のように感じました。
・年長児が、水の流れを見て「ここは流れが速いのに、こっちはゆっくりだ」「ここは回ってるよ」と水流の変化に気づいていました。
・休み明けの登園は、多くの人(子どもも大人も)が気持ちがなかなか乗らないのではないでしょうか?そんな朝に子ども達が何を思って登園してくるのか?「今日はこんなことしたいな」と思っていたり友だちの様子を見て「楽しそう、やってみたいな」と心と体が動いたりします。そんな一場面の月曜日の朝でした。
・園庭という毎日遊ぶ環境の中で、入園して2か月の園に慣れ始めた年少さんなりにいろいろな工夫をしたり、考えたりして遊んでいる様子が感じられました。そして大きいお友だちの様子をよく見ていて学んでいることも多いと思いました。
・ミミズの発見は、初めこそおっかなびっくりの年少さんでしたが、運んでいくうちにミミズへの思いが深まったのではないかと思いました。保育士の「(芋苗に)水を~」が、この年少さん達にすると『ミミズが大変!!』と『ミミズを何とかしてあげよう!』と思ったのではないか、と感じました。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 宮崎 千保子 |
運営法人 | 飯田市 |
運営法人代表者名 | 飯田市長 |
園の設立日 | 昭和43年6月1日 |
認定日 | 2017.10.27 |
区分 | 認定こども園 |
住所 | 〒399-2431 飯田市川路3467-2 |
エリア | 南信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0265-27-3202 FAX : 0265-27-3202 MAIL : ns-kawaji@city.iida.nagano.jp |
定員数 | 未満児 : 人 3歳児 : 15人 4歳児 : 15人 5歳児 : 15人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月火水木金土 |
基本開所時間 | 7:30~18:30 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |