土 人・地域 食 お米ができたらね・・・

2025年6月9日

テーマ:
土/人・地域/食
年 齢:
5歳児
ねらい:
・昔ながらの田植えを知り、体験する。
・ご飯になる事を楽しみに、田植えに臨む。
・地域の方と一緒に田植えを行い、親しみを持つ。

活動内容

田んぼ活動を支えて下さっている関島さんを始めとして、地区のまちづくり委員会や農業委員会、JAの方々の協力を得て、今年度の田植えが始まります。皆で「がんばるぞ、おーーー!」の気合を入れました。

JAの方に植え方を教わってから、「せ~の1本!」の掛け声で植え始めました。

稲束から3~4本を取ります。片手で束を持ち片手で取るのはなかなか難しい💧

足元が自由に動かないので、ふらふらしますが、一生懸命踏ん張って稲が倒れないように、また目印の紐を確認しながら植えていました。植える度に上達していきました。「まだ、ここ植えてないよ」と抜けている所にサッと植えていました。

お家の方や地域の方も一緒に植えて下さいました。

年長さんが頑張っていると、年中さん年少さんが応援に来てくれました。

大きな声で「がんばれー!」と声援を送ってくれたり、手持ちの稲がなくなった年長さんに稲束を投げて渡してくれました。

皆の力強い応援を受け、植えることができました。

最後は、みんなで「はい、チーズ」たくさんお米が実りますように!

「さて、身体を洗いに行こう」と声をかけられたのですが、「僕はまだインタビューしてないよ」と・・・TVや新聞の取材が来てくださっており、子ども達の中ではインタビューまでがお田植え!だったようです。照れながら答えて、満足気に足を洗いに向かっていました。

子ども達のきづき

・前日に雑草を使ってお田植の練習をしていた年長さん。JAの方に教えて頂くと「鉛筆の持ち方だよね」「練習したんだよ」「分けるんだよね」「むずい~💦」と、いざ本番になると緊張した気持ちを口にしていました。

・インタビューでお米ができたらどうやって食べたい?と尋ねられました。「ふりかけご飯」「たまごかけご飯」と・・・きっと美味しい事でしょう。

 

事例に対する保育者の思い

・地域の関島さんが田んぼ活動に携わって下さり、今年で20年目を迎えました。毎年同じことを体験させていただく訳ですが、これを積み重ねてきたことがとても凄いことだと思いました。先の田んぼ泥んこやこの田植え体験で、子ども達は思い切り気持ちを開放したり自分の口に入るまでの過程を体験し知る事が出来たり、地域の方のお名前やお顔を知り親しみを持つことができます。これだけの体験は決して園だけでは出来ないことなので、毎回毎回感謝の気持ちでいっぱいになります。

・お田植えは、多少列が曲がったり植え方が深かったりしても大丈夫、「上手にできたなあ」と関島さんを始め見守って下さる方が認めて下さいます。子ども達は「自分でできたよ!」「やった!」を感じ、その小さな自信の積み重ねが自己肯定感に繋がっていくのでは、と思いました。

・年中年少さんは、田んぼからの帰り道にあるグループホームに寄らせて頂きました。お散歩の折に歌を歌ったり挨拶しています。この日は室内まで招待してもらいました。何をしても「かわいいな」と声をかけて頂き、ほっこり幸せな時間を過ごさせてもらいました。

・また年長さんは翌日に、隣の小学校5年生のお田植えを見学させてもらいました。自分達も体験しているので興味深く見て「何で5年生は裸足なの?」「曲がってないね、まっすぐだ」「上手!」と呟き、苗束を自分達が投げさせてもらうと、5年生が「こっちに頂戴!」「園児さんからもらいたいな」と受けてくれるので、楽しんで見学させてもらえました。

お田植えを通して、地域の様々な年齢や立場の方と触れ合い優しく温かい気持ちを頂けました。

にんていこどもえんいいだしかわじほいくえん 認定こども園飯田市川路保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 宮崎 千保子
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和43年6月1日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒399-2431 飯田市川路3467-2
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265-27-3202 
FAX : 0265-27-3202 
MAIL : ns-kawaji@city.iida.nagano.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 15人 4歳児 : 15人 5歳児 : 15人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 7:30~18:30
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ