2025年9月8日

テーマ：

水／空・天気

年　齢：

3歳児

ねらい：

絵具の感触や色の変化を楽しむ

年長さんが制作遊びで絵具を使っていたのを見て、「やってみたい！」とやる気満々になった年少さん。

ある晴れた日、「あれ（絵具）やりたい」と発信があり絵具遊びがスタートです。

用意してもらった絵具を筆につけ、描きはじめました。それを見て友達がそばにやってきて、「わたしもやりたい～」と加わりました。

更にもう一人加わったので、大きな紙を用意して、各々自由に描いています。描きながら「これはかいじゅうで・・・」「これはかえる！」等描いているものを声にしながら存分に楽しんでいました。

筆で描いているうちに手にも絵具がつきます。最初はその手を洗っていた子どもたちですが・・・

こんな感じに。

筆と手とで大きな紙いっぱいに色を重ねて広げていった年少さんでした。

最初はちょっとずつ色を使っていました。友達と同じ紙に描いていると色が混ざるので、気になる様子でしたが、しばらくすると、色が変わることが”面白い”と気持ちが変化し、そこからはどんどん色を混ぜて重ねて・・となっていきました。

絵具が手に付くことは、最初”汚れた”と感じていたようですが、その手をバケツに入れて洗っているうちに、手に色が付くことを”面白い”と感じ、今度は自分から絵具を手に塗り始めていました。

友達の遊びを見て真似してみることで、新たな面白さを発見する場面もあり、たくさんの”面白い”に気付いている姿がありますか。

子どもたちの「やってみたい」という気持ちを大切にし、活動につなげることができた。

自由に絵具に触れていく中で、たくさんの『面白い』が出てきて、子どもたちが遊びの中で多くの発見があり、それをすぐに自分のものにして更に遊ぶ姿はとても素敵なことだと感じた。

「やってみたい」気持ちを大切にしながら、新たな「やってみたい」を発見できるような環境づくりをしていきたい。