2025年7月29日

テーマ：

植物・生物／人・地域

年　齢：

２歳児

ねらい：

・虫を飼ったり、観察したりすることで身近な自然や生き物への興味関心をもつ。
・他クラスの虫や生き物を観察に行き、異年齢児と交流する。

スズムシの赤ちゃんを年長さんからもらい、

飼い始めてから毎日観察している子ども達。

「ナス食べてるー！」

「今飛んだよ！」

虫に興味津々な子ども達の姿を見て

園内にいる虫の観察ツアーに出発！！

まずは…年中さんのクラスに「みーせーてー！」

カブトムシやドジョウがいて、ちょうどお世話の時間。

「こうやって水をかけて…」と

観察をしながらお世話の仕方を年中さんから教えてもらいます。

「カブトムシの持ち方はこうだよ」

「一緒に持とう！」「わたしもやってみたい！」

年中さんが実際に見せて教えてくれると、同じようにやってみたい！

という思いが表れますよね。

「ごはんはね…」

丁寧な説明を聞きながらも自分でカブトムシの餌をつついてみたりなんかして。

甘い匂いがするご飯のゼリーが気になるよね。

それを見ていても優しく教えてくれるなんて、さすが年中さん。

「ドジョウどこにいるかな？隠れてる？」

「下から見るとドジョウ見えるよ！」

本当だ。置く位置で見え方も変わってくるね。

様々な生き物に興味津々な子ども達。

自分の目で見て、触れて、どんな発見があるかな？

では、次の部屋にもいってみよう！

年長さんの部屋ではダンゴムシを飼っていて、

最近、赤ちゃんが生まれました。

「赤ちゃん、ここにいるでしょ」

「小さいね、かわいいなぁ。でも、なんか色が変」

ダンゴムシの赤ちゃんは生まれたばかりは透明感があり乳白色です。

その違いに気付けたのは、やはり実際に自分で見て得た経験ですね。

そして最後は…一時保育の部屋。

赤メダカをたくさん飼っていて、じーっと見ていましたが

「この赤いのなに？」

「石？でも動いているよ」

メダカと一緒に飼っているレッドラムズボーンという貝が気になる子ども達。

「貝だよ」と保育士が教えてあげると、

「えー！赤いの？」と驚いた表情。

なかなか赤い貝は見ないよね。

・カブトムシはお尻の方を持つ。

・カブトムシのご飯は甘いゼリー。いい匂いがしたよ。

・どじょうは隠れてよく見えない。でも下からだと見えることもあるよ！

・ダンゴムシの赤ちゃんは色が変。（白っぽい）

・貝は赤い色もあったよ。

・自然豊かな共和保育園。各クラスには様々な生き物がいて、観察ツアーを活動の中に取り入れました。

幼児さんが触り方やなにを食べているかなど見せながら教えてくれたことで興味深く耳を傾け、観察していました。

話を聞き、”次は自分で持ってみよう！””やってみよう！”という姿はドキドキしながらもとっても嬉しそう。

それを隣りで見守ってくれる幼児さんの眼差しが優しいのが印象的でした。

興味があることを知り、自分で試したり、やってみる。その積み重ねが子ども達の育ちに大切なのだと改めて感じました。