2023年11月10日

テーマ：

植物・生物／空・天気／つくる

年　齢：

5歳児

ねらい：

散歩に出掛け、秋ならではの自然を見つけ、遊びの中に取り入れたり、発展させながら
集めたり比べたりして不思議やおもしろさに気づく。

季節の移り変わりを感じながらお散歩に出掛けている年長さん。

ある日、行ったことのない森に足を踏み入れてみました。
「ねぇジャングルじゃない？」

「ちょっと不気味なんだけど」

「熊出ないよね」「先生熊すず持ってきた？」「変なトリが鳴いているよ」「キャー！！」「良かったぁ〜迷わず森から出れたよ」

ちょっぴり怖くてドキドキの楽しい探検でした。その後いつもの穂高荘に行き、沢山の自然物を拾い楽しみました。

その時見つけた様々な色の落ち葉を園に持ち帰り調べてみました。

「桜の葉っぱだ」「これカキじゃない？」「これはかしわだ」

その葉っぱを使ってこすり出し（フロッタージュ)を楽しみました。

「すごいよ、葉っぱの形になってるよ」「えんぴつ斜めにするとうまくいくかも」「先生〜、葉脈って楽しいね〜」
など会話が弾んでいました。お部屋の中もきれいに紅葉しました。

拾った松ぼっくりやどんぐりは

こんなに可愛いハッピーモンスターに変身しました。

身近にある穂高荘のイチョウの木の色の変化を約1ヶ月半見てきた子どもたち。
ずっと緑色だった木がある日、黄色に変わった時

「すごーい、やっと色がかわった！」「黄色になったんだ」「次は何色になるのかな」「ピンク？」「赤でしょ」
さて、どうなったでしょう・・・

「あれっ？」「葉っぱなくなってるよ！」「わーすごい！」

「せーの！」

「落ち葉温泉だ」

「先生、これはきっと冬が近づいている証拠だね」
「この次は雪で白くなるかもね」

夏から秋、そして冬へ季節の移り変わりを五感で感じ取ってきた子どもたち。
落ち葉に興味をもち、毎日色々な葉っぱを拾っては、その１枚１枚の違いに気づいてきました。
子どもならではの発見や気づきを大切にしながら、これからも一緒に自然の楽しさを味わっていきたいと思います。