植物・生物 人・地域 食 稲刈りって大変だ―!!

2023年10月14日

テーマ:
植物・生物/人・地域/食
年 齢:
3歳児、4歳児、5歳児
ねらい:
・自分たちが食べているお米について、稲刈りを通して関心を持つ。
・稲刈りをして、収穫する大変さと喜びを味わう。

活動内容

9月下旬、稲刈り体験をする為、出かけました。

今回、体験させて頂く田んぼの持ち主は、当園に通う子どものおじいさんです。当日はお父さんもお手伝いに来て下さり、お米を育てるにはとても手間がかかるというお話をお聞きしました。

さぁ、稲刈り開始です。先ずは、稲でかゆくならないように首にタオルを巻いて、軍手をはめて身支度をします。

先陣を切ったのは、稲刈り経験がある子どもたち。稲刈りの仕方を確認すると、すぐに感覚を取り戻し、どんどん刈っていきます。

  

次に交代して、稲刈り初体験の子どもたち。大人が一人一人子どもについて、稲の持ち方、鎌の動かし方を丁寧に教えます。10株ほど刈る頃にはコツを掴んだようで、一人で刈って行くようになります。

  

保育士も、久しぶりの稲刈りに奮闘します。

子ども:「こうかな?」と稲を持つ手の向きを考えながら、刈っていきます。

子ども:「おもしろい」と、コツを掴んだ子どもは、稲刈りが楽しくなってきたようです。

刈った稲は、切り口をそろえてから、あぜに運び山積みにしていきます。

  

一人一列ずつ担当し、稲刈りを進めていきます。子どもたちは交代しながら刈り、残り半分ほどになりました。

  

刈った場所が段々広くなり、刈りやすくなります。どんどん稲が少なくなっていくのを実感し、ラストスパート!

  

見事、稲刈り完了!

1時間半かけて、0.8アールの広さの田んぼの稲を刈りました。子どもたちは達成感で、満足気な表情でした。

  

刈った稲はこの後、脱穀してお米になることを教えてもらい、稲刈りをさせて頂いたおじいさんとお父さんにお礼を言いました。

今回、収穫したお米は、10月末の収穫祭に食べる事を保育士から聞き、楽しみにする子どもたちでした。

子ども達のきづき

・稲穂の色が黄色みがかかり、穂先が下がると稲を刈る時期だという事。

・稲刈りに使う鎌は、刃がギザギザしている事。

・稲刈りをしていると、顔などが痒くなる事。

・稲刈りの仕方を覚え、稲刈りって、大変だという事。

事例に対する保育者の思い

・今回、稲刈り体験に快くご理解・ご協力して下さったことに感謝します。散歩などで田んぼの稲を見ることはあっても、稲刈りをする機会がない子どもたちなので、日頃食べているご飯がこんなに大変だという事を、今回の体験で知る事が出来たのではないかと思います。これを機に、食への関心や感謝の気持ちを持ち、食べる意識に繋がってくれることを願います。

・後日、散歩に出かけた時、コンバインで稲を刈っていく様子を見る場面がありました。いつもなら「稲刈りしてるー」と何気なく見ている子どもたちですが、稲刈り体験をした事もあり、いつも以上に興味を示し、どんどん稲が吸い込まれてエスカレーターのように登って行く様子を見て、「はやい!」「もうなくなってる」とその速さに驚いていました。自分たちは、時間をかけて手で刈った大変さを実感しているので、余計にそう感じたのではないかと思いました。

ねばむらほいくしょ 根羽村保育所

園の形態 普及型
代表者氏名 保育所長 : 松下剛樹
運営法人 根羽村
運営法人代表者名 根羽村長
園の設立日 1970.4.1
認定日 2019.9.13
区分 保育所
住所 〒395‐0701 下伊那郡根羽村149
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265‐49‐2152 
FAX : 0265‐49‐2152 
MAIL : nebahoikusyo1107@mis.janis.or.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 人 4歳児 : 人 5歳児 : 人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土、日
基本開所時間 7時30分~18時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ